スポンサーリンク

「Pixel 9/9 Pro/9 Pro XL」 ドコモ、au、ソフトバンクで予約開始。8月22日より順次発売

Googleは、新型スマートフォン 「Pixel 9」 「Pixel 9 Pro」 「Pixel 9 Pro XL」 を発表。同社公式サイトに加えて、国内大手3キャリアからこれらのスマートフォンが発売すると発表した。

「Pixel 9」 「Pixel 9 Pro」 「Pixel 9 Pro XL」 は、いずれもNTTドコモ・KDDI (au)・ソフトバンクで取り扱われる。「Pixel 9」 「Pixel 9 Pro XL」 は8月22日(木)に発売予定、「Pixel 9 Pro」 についてはKDDIとソフトバンクが9月4日(水)に、NTTドコモが9月上旬以降に発売する。

発売に先がけて本日8月14日からドコモオンラインショップ、auオンラインショップ、ソフトバンクオンラインショップにて予約受付が開始される。価格は各ストアでご確認いただきたい。

「Pixel 9」 特徴まとめ

「Pixel 9」 「Pixel 9 Pro」 「Pixel 9 XL」 は、Googleが展開するフラグシップスマートフォンの最新モデル。2023年10月に発売した 「Pixel 8」 「Pixel 8 Pro」 の後継機種だ。

このうちの 「Pixel 9」 は、スタンダードモデルに相当し、デザインを刷新しながらもシリーズの特徴であるカメラバーを維持。ただし、カメラバーのデザインは、従来のPixel Foldに搭載されていたような細長円の形状に変わっている。

本体サイズは高さ152.8mm x 幅72.0mm x 厚さ8.5mmで、重量は198g。本体カラーは、Obsidian、Porcelain、Wintergreen、Peonyの4色展開。

画面は6.3インチのActuaディスプレイ (2424×1080ピクセルOLED / 422ppi) 。リフレッシュレートは60-120Hz。画面輝度はHDRコンテンツ視聴時は1,800ニト、直射日光下などでは2,700ニトにまで引き上げることが可能だ。

フロントガラスパネルには、Gorilla Glass Victus 2を採用し、落下などの衝撃から画面を守ってくれる。

内蔵プロセッサは、GoogleオリジナルのSoC 「Tensor G4」。本SoCは、最先端のAIモデルを実行できるように最適化されており、スマートフォン上でテキストや画像、音声を利用できるマルチモーダルなAI 「Gemini Nano」 を実行できる初のプロセッサとして搭載される。また、高度な写真撮影や動画撮影を可能にするほか、WEBブラウジングが最大20倍高速になり、アプリの起動も17倍高速になったとしている。

独自設計のセキュリティチップ 「Titan M2」 も引き続き搭載される。本チップは Googleが実際のデータセンターで使っているチップラインと同じものだ。

RAMは12GB、ストレージ容量は128GB/256GBの2ラインアップ。microSDを利用したストレージ拡張には対応しない。

メインカメラは、5000万画素のOcta PD 広角カメラ (ƒ/1.68, 視野角82°, 光学式および電子式手ぶれ補正) と4800万画素の超広角カメラ (ƒ/1.7, 視野角123°) のデュアル仕様。2倍の光学ズームや、最大8倍の超解像ズームが利用できる。

フロントカメラは、1050万画素 (ƒ/2.2, 視野角95°) 仕様で、オートフォーカス機能に対応する。

グループ写真の撮影時には、新機能 「一緒に写る」 が便利。たとえば旅行時などに複数人で写真を撮影したいとき、どうしても撮影者は一緒に写ることができないが、同じ場所で1回目に撮影した写真と2回目に撮影した写真を合成することで、三脚を使ったり、他の人に撮影をお願いすることなく、撮影者も含めた全員が写った写真を生成できる。

「パノラマ」 機能もアップデート。明るい場所だけでなく、暗い場所でも高品質なパノラマ写真が撮影できるようになった。

編集マジックには、新しい編集機能が登場。フレームや構図を自動で調整してくれる 「オートフレーム」 のほか、写真の中に追加したいものを 「野原に花を追加する」 のように文章で入力することで、写真の中に生成してくれる 「イマジネーション」 機能が利用できる (英語入力で利用可能) 。

生体認証は、顔認証とディスプレイ内蔵型の指紋認証に対応する。通信はWi-Fi 7 (802.11be)、Bluetoothは5.3をサポート。5GはSub 6をサポート。

防水・防塵性能はIP68準拠。SIMはデュアル構成 (nanoSIMとeSIM) に対応する。

バッテリー容量は4,700mAhで、先代モデルからわずかに増加し、24時間以上の駆動が可能。スーパーバッテリーセーバーを有効にすることで、最大100時間のバッテリー駆動が可能だ。

なお、最大27Wでの急速充電をサポートしており、約30分で最大55%までバッテリーを充電できる。また、Qi規格に対応したワイヤレス充電に対応するほか、Google Pixel Stand (第2世代) を利用することで最大15Wのワイヤレス充電が可能。また、バッテリーシェアにも対応するため、Pixelを利用して他のデバイスを充電することが可能だ。

搭載するインターフェースはUSB Type-C (3.2)。OSはAndroid 14。なお、ソフトウェアアップデートは7年間提供することを発表している。これはライバルであるiPhoneに対抗し、長く利用できるデバイスであることをアピールする狙いがあるものとみられる。

「Pixel 9 Pro」 「Pixel 9 Pro XL」 特徴まとめ

左:Pixel 9 Pro/右:Pixel 9 Pro XL

「Pixel 9 Pro」 「Pixel 9 Pro XL」 は、「Pixel 9」 に比べてより高い画面性能とカメラ性能を持った、上位モデルという位置付け。「Pixel 9 Pro」 と 「Pixel 9 Pro XL」 の違いは画面サイズのみで、それ以外の仕様はほとんどが同じだ。

「Pixel 9 Pro」 「Pixel 9 Pro XL」 の見た目は 「Pixel 9」 とほぼ同じで、カメラユニットのデザインなどもほぼ同じであるものの、細かい部分で仕様が異なる。「Pixel 9」 がポリッシュ仕上げの背面とサテンメタルフレームを採用しているのに対し、「Pixel 9 Pro」 シリーズは光沢マット背面ガラスとポリッシュメタルフレームを採用する。

本体サイズと重量は、「Pixel 9 Pro」 が高さ152.8mm x 72mm x 8.5mmで199g、「Pixel 9 Pro XL」 が162.8 mm x 76.6mm x 8.5mmで221g。本体カラーは、Obsidian/Porcelain/Rose Quartz/Hezelの4色展開。

画面は、「Pixel 9 Pro」 が6.3インチ (1280×2856) のSuper Actuaディスプレイ (有機ELディスプレイ)。リフレッシュレートは1-120Hzで、画面輝度はHDRコンテンツ視聴時は2,000ニト、ピーク輝度は3,000ニト。

「Pixel 9 Pro XL」 が6.8インチ (1,344 x 2,992) のSuper Actuaディスプレイ (有機ELディスプレイ)。リフレッシュレートは1-120Hzで、画面輝度はHDRコンテンツ視聴時は2,000ニト、ピーク輝度は3,000ニト。画面についてはサイズおよび解像度以外に違いはない。

RAM容量は16GB、ストレージ容量は128GBと256GB、512GBの3ラインナップ。SoCは、PIxel 9と同じ 「Tensor G4」 を採用する。

「Pixel 9」 との大きな違いがあるのはカメラ性能で、広角カメラと超広角カメラに加えて、望遠カメラを搭載する。メインカメラは5000万画素のOcta PD 広角カメラ (ƒ/1.68, 視野角82°, 光学式および電子式手ぶれ補正) と、4800万画素の超広角カメラ (ƒ/1.7, 視野角 123°)、4800万画素のQuad PD 望遠カメラ (ƒ/2.8、視野角22°, 光学5倍ズーム, 光学式および電子式手ぶれ補正) のトリプルカメラ仕様。

「Pixel 9」 と同様、撮影者を含めた全員が一緒に写った写真を生成できる 「一緒に写る」 機能や、暗い場所でも高品質なパノラマが撮影できるようになったほか、編集マジックの 「オートフレーム」 「イマジネーション」 が利用できる。

さらに 「Pixel 9 Pro」 シリーズでは、「動画ブースト」 を使って8K/30fpsでの動画が撮影可能。ビデオ夜景モードの処理速度が2倍になり、さらに4800万画素の望遠レンズを使用して、超解像ズーム動画で最大20倍の高解像度ズーム動画を録画できる。

フロントカメラは、4200万画素 (ƒ/2.2, 視野角103°) 仕様で、オートフォーカス機能に対応。「Pixel 9」 よりも圧倒的に高画質かつ、広い視野角でワイドなアングルでの自撮りを楽しめる。また、Googleによると、低光量時の性能が30%アップしているとのことだ。

バッテリー容量は 「Pixel 9 Pro」 が4,700mAhで、「Pixel 9 Pro XL」 が5,060mAh。24時間以上の駆動が可能で、スーパーバッテリーセーバーを有効にすることで最大100時間のバッテリー駆動が可能。

有線充電は、「Pixel 9 Pro」 が最大27W、「Pixel 9 Pro XL」 が最大37Wで充電できる。ワイヤレス充電はQi規格に対応するEPP充電器を使用する場合、最大12Wで充電可能で、Google Pixel Stand (第2世代)を利用することで 「Pixel 9 Pro」 が最大21W、「Pixel 9 Pro XL」 が最大23Wで充電可能だ。

販売価格は 「Pixel 9」 が128,900円〜、「Pixel 9 Pro」 が159,900円〜、「Pixel 9 Pro XL」 が177,900円〜 (いずれも税込) 。発売に先駆けてGoogle Storeでは本日より予約受付を開始するほか、国内キャリアではNTTドコモ/KDDI (au)/ソフトバンクが取り扱う。

なお、Googleストアでは次回以降の買い物で使えるストアクレジット (最大32,100円分) がもらえるほか、下取りで実質価格を抑えて購入することが可能だ。

また、「Pixel 9 Pro」 および 「Pixel 9 Pro XL」 については、Google One AIプレミアムプランが6ヶ月無料 (月額2,900円相当) になる購入特典が用意される。購入は以下のストアから可能だ。

(画像:Google)

タイトルとURLをコピーしました