「PICO 4 Ultra」 「PICO Motion Tracker」 9月20日に国内発売。9月12日から予約開始、先着750名限定のお得なキャンペーンも

PICOは9月12日、国内で 「PICO新商品発表会」 を開催し、最新XRデバイス 「PICO 4 Ultra」 と、モーショントラッカー 「PICO Motion Tracker」 を9月20日に国内で発売すると発表した。

国内販売価格は 「PICO 4 Ultra」 が89,800円、「PICO Motion Tracker」 が11,800円 (どちらも税込) 。本日9月12日(木)19時から予約受付を開始する。予約購入はAmazon、ヨドバシ、ビックカメラで可能だ。

なお、今回の発売を記念して、オンラインで 「PICO 4 Ultra」 を購入したユーザーのうち、先着750名に 「PICO Motion Tracker」 を無料で贈呈するお得なキャンペーンを実施する。先着順になるため、欲しい人は早めの予約を。

▼ 「PICO 4 Ultra」 を各ストアで購入する

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「PICO 4 Ultra」 「PICO Motion Tracker」 が9月20日に国内発売決定

「PICO 4 Ultra」 は、既存の 「PICO 4」 をベースに、性能とユーザー体験の両面で進化した高性能モデルとして投入される。

本体には、クアルコムの最新XR用チップセット 「Snapdragon XR2 Gen2」 を採用。GPU性能は約2.5倍、AI性能は約8倍向上した。メモリ+ストレージは12GB+256GBの1種類のみを用意。

ディスプレイは、片目あたり2160×2160の解像度で、リフレッシュレートは90Hzと 「PICO 4」 と同じだが、レンダリング解像度が1920×1920と 「PICO 4」 に比べて62%向上したことで、画面に表示される映像がより高精細になり、細部までクッキリとした表示が可能に。ディスプレイの明るさも25%向上しており、より鮮やかな映像体験が可能だ。

自由度は6DoF、トラッキングはHMDに搭載されたセンサーのみで行うインサイドアウト方式なので外部センサーは必要ない。

本体には4つの環境追跡カメラと2つの3200万画素のカラーパススルーカメラを搭載しており、精度の高いトラッキングと環境認識が可能。さらに、新たにiToF深度センサーを導入し、最大3メートルまでの距離をセンチメートル単位の精度で測定することができる。これによって、より自然で臨場感のあるMR (Mixed Reality) 体験が利用できる。

コントローラーはリングがない新デザインを採用し、より快適に操作できるように。さらにハンドトラッキングに対応するほか、マウスとキーボードによる操作にも対応する。

「PICO 4 Ultra」 は、空間ビデオ録画機能も充実している。解像度4096×1536で、60fps動画を撮影可能。加えて、空間手ブレ補正とジェリーフィッシュ効果 (映像や画面における歪み現象の一種) の軽減機能が搭載されており、より安定した映像を撮影できる。MV-HEVC形式に対応するため、Apple Vision ProやiPhone 15 Proシリーズ以降で撮影した写真・ビデオも視聴することが可能だ。

また、「パノラマワークスペース」 機能も新たに追加され、最大20個のアプリケーションを同時に開き、360°のパノラマ表示が可能。パノラマワークスペースはWindowsとMacに対応する。さらに今後のアップデートで、スマホのミラーリングにも対応予定だ。

本体重量は約580g (フロント304g+バック276g)。内蔵バッテリーの容量は5,700mAh。通信は、低遅延のWi-Fi 7をサポートする。

今回の発表会では、「PICO 4 Ultra」 「PICO 4」 と一緒に使える小型のモーショントラッカー 「PICO Motion Tracker」 も発表された。

本体の総重量は27グラム (バンド部分を除く) と非常に軽量でコンパクトな設計。スポーツやダンスなど激しく動くシーンでも、軽快で負担のない装着感を実現している。バッテリー持ちもよく、約25時間の連続使用が可能だ。

デモ映像を見たところ、トラッキング精度は高そうな印象

起動時には自動でペアリングを実施し、トラッカーを見下ろすだけでキャリブレーションが完了するため、慣れればわずか5秒ですぐにゲームを始めることができるという。

本製品は発売初日からVRChatと互換性があるため、手元に届き次第、すぐに使い始めることができる。

今回の発表会では、キヤノン株式会社との連携についても紹介があった。

「PICO 4 Ultra」 では、レンズ交換式カメラに専用レンズを装着することで、左右視差を持つ3D映像を1台のカメラで撮影できるキヤノンの3D・VR映像撮影システム 「EOS VR SYSTEM」 を使って撮影した映像を視聴することができ、撮影時の思い出や感動を何度でも体験できる。

発表会に登壇したキヤノンの堀口泰助氏は、「今後成長が見込まれているVR/3D業界において、VRデバイスメーカーのキープレイヤーであるPICOとキヤノンが連携することで業界を盛り上げていきたい」 と語った。

「PICO 4 Ultra」 と 「PICO Motion Tracker」 は、9月20日に国内発売を予定。本日19時から予約受付が開始している。

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(PICO新商品発表会)

VR/AR取材
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