5月30日、フィリップスは都内で新製品発表会を開催。電動シェーバー 「S9000」 「S9000プレステージ」 シリーズに、新カラーモデル 「アドリアブルー」 を追加すると発表。今月5日より、Amazon.co.jp
電動シェーバー 「S9000」 「S9000プレステージ」 シリーズに 「アドリアブルー」 追加
今回新たに追加する 「アドリアブルー」 は、航空宇宙用に使用されることのある、オーステナイト系ステンレス鋼を 「S9000」 「S9000プレステージ」 シリーズのステンレス刃に採用していることにちなんで、宇宙空間の深い色をイメージしたものになっている。また、表面には格子模様が施されており、これはオーステナイト系ステンレス鋼の原子構造をイメージしたものだという。
「フィリップス S9000シリーズ」 は、フィリップス回転式シェーバーのアイコニックなデザインである 「スリーサイクロンヘッド」 に「SkinIQテクノロジー」 を組み合わせた、フィリップス最高峰の電動シェーバー。
最大の特徴は、過圧防止センサーが搭載されたことで、深剃りと肌の負担軽減を両立できるという点。電動シェーバーは肌に押し当てすぎると深剃りはできるが、一方で肌に負担を与えてしまう。反対に肌への負担を気にして押し当てを弱くすると今度は深剃りができなくなってしまうという弱点がある。
フィリップスによると、肌への負担をかけずに深剃りを行うには1.5 – 4ニュートン (最大約400g) の圧力でシェービングすると良いのだとか。そのちょうど良い圧力でシェービングできるように工夫したのが 「フィリップス S9000シリーズ」 だ。
肌への圧力を毎秒30回計測することで、肌への負担を軽減することが可能。肌への押し当て具合は、本体搭載のインテリジェントライトリングの発色によって知ることができ、強く当てすぎた場合はオレンジ色に、弱すぎる場合は青色に、最適な押し付け具合の場合には緑色に発色する。
ヘッドは3つ。360°回転することで顔の輪郭や凸凹に密着し、剃り残しを低減するだけでなく、ヘッドぞれぞれの刃も同時に360°回転することで、いろいろな方向に生えたヒゲを効率よく巻き取ることができる。
肌との摩擦を軽減するため、ヘッド部分にはマイクロビーズコーティングが施されている。1㎟あたり最大2,000個の微小球ビーズが肌への負担を和らげる。非コーティング素材と比較して、肌への負担は25%も低減されているとのことだ。
ヒゲを剃るパワーにもこだわっている。内蔵されたパワーアダプトセンサーが、500回/秒でヒゲの密度を感知。ヒゲの濃さに合わせて、自動でパワーを調節し、ヒゲの濃い箇所も難なく剃り切る。
また、毎分150,000回カットする、デュアルスティールプレシジョン刃で1ストローク当たりのカット量が増加している。なお、自動研磨システムを搭載をしており、刃が回転するたび内刃が外刃で研磨され、切れ味を持続させるように設計されているという。
本製品にはモーションコントロールセンサーが内蔵されており、シェービング動作から最適なストロークで剃れるようにガイドできる。さらに、「フィリップスメンズグルーミングアプリ」 と連動させるとシェーバーが効果的な円運動をチェック。リアルタイムにフィードバックを提供できる。
「フィリップス S9000シリーズ」 のバッテリー駆動時間は約60分間。充電に必要な時間は約1時間。ちなみに海外電圧(100-240V、50/60Hz)に対応しているため、海外出張・旅行の機会がある方にも安心な設計となっている。防水等級はIPX7で水洗いできるほか、お風呂での使用も可能としている。
そして、さらにもう一段高いひげ剃り体験を提供する 「S9000プレステージ」 は、「S9000シリーズ」 にパーソナルコンフォート設定等を追加したプレミアムモデル。
鼻毛・耳毛トリマー、クリーニングブラシ、クイッククリーンポッド等が付属するほか、ヒゲの濃さや肌タイプにあわせてセンシティブ、ノーマル、ハイスピードの3段階のスピード調節ができるほか、シェーバーヘッドに1平方センチメートルあたり最大50万個のマイクロビーズを配置し、肌への負担を軽減する。さらにワイヤレス充電にも対応しており、Qi規格に対応したワイヤレス充電パッドに乗せることで無線で充電することが可能だ。
価格は 「S9000」 「S9000プレステージ」 シリーズどちらもオープンだが、予想実売価格はそれぞれ5万円台、8万円強との見込み。