PayPay、オフライン支払いモードの利用上限を「20回/30日」 に緩和。送金も最大10万円→30万円に上限引き上げ

4月25日、 PayPayは 「オフライン支払いモード」 を利用した決済の回数上限を従来の10回/30日間から20回/30日間に緩和したと発表した。緩和は4月24日より行われており、既に11回以上の利用が可能になっている。

「オフライン支払いモード」 は、通信障害や災害時などによってインターネット回線が利用できないオフライン環境でも決済ができる機能。前述のとおり、これまでは30日間以内に11回以上の決済ができなかったが、その上限が30回に拡大されたかたち。

なお、オフライン決済の金額上限はこれまでどおり5万円/回で、24時間以内に5回まで利用できる。

また、今月24日には、送金機能 「送る・受け取る」 に関して、一度に送金できる金額の上限の引き上げを行なっている。これまでは10万円 (過去24時間) が上限だったが、本人確認 (eKYC) を完了しているユーザーに限り30万円 (過去24時間) まで送金できるようにした。

この引き上げはユーザーの送金ニーズの高まりを受けたもの。PayPayによると、2024年1月から3カ月半で累計送金金額が3,000億円を超える規模となり、送金金額・送金件数ともに前年ペースを大幅に上回っているとのこと。

ちなみに、過去30日以内に送金できる金額は従来どおり50万円を維持するかたちだ。

関連リンク「PayPay」のインターネットにつながっていなくても決済ができる「オフライン支払いモード」の上限を拡大しました – PayPayからのお知らせ

(画像:PayPay)

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