1月18日、OWC (Other World Computing) は新製品 「Mercury Helios 3S」 および 「Mercury Accelsior 4M2」 の販売を開始した。どちらの製品もAmazonで購入が可能だ。
Mercury Helios 3S
「Mercury Helios 3S」 はThunderbolt 3に対応したPCl Express外付け拡張ボックス。本製品を利用することで、PCI Express 3.0 x16をサポートした高速ネットワーク機器やストレージなど各種ボードをThunderbolt 3経由でPC・Macに接続できる。OSはWindows 10/macOS 10.13以降をサポート。
ボードサイズはハーフレングス/フルハイト(173mm x 107mm)、2スロット占有タイプのいずれもサポートするが、GPUには非対応となっている。
さらに本製品は最大8K (7680 x 4320) の出力に対応したDisplay Port 1.4を搭載しており、PC・Macの映像を外部モニターに出力することも可能だ。Thunderbolt 3ポートは、PC・Mac接続時にデイジーチェーンで他のThunderbolt 3対応機器を接続できる上に、もう1つのThunderbolt 3ポートはUSB Type Cポートとしても機能するため、PC・Mac接続時に各種USB機器を接続することが可能だ。
ちなみに本製品に搭載されている2基のThunderbolt 3ポートは85W/15Wの電力供給 (USB-PD) に対応しているため、MacBook Proなど高出力が必要なデバイスも充電可能だ。
「Mercury Helios 3S」 は本日から正式に販売が開始されている。Amazonでの価格は33,000円(税込)だが、発売を記念して1月26日23時59分までクーポンコードによる割引が適用される。
Mercury Accelsior 4M2
「Mercury Accelsior 4M2」 は、昨年販売が開始された 「Mac Pro (2019)」 をサポートしたPCI-Express3.0 (ハーフレングス/フルハイトのx8/x16 PCIe 3.0または2.0) 接続のNVMe SSD。合計で4つのNVMe 1.3 M.2スロットを搭載しており、RAID 0構成で最大6,000MB/sの転送速度が利用できる。
ストレージのラインナップは1TB、2TB、4TB、8TBの合計4種類。価格はそれぞれ83,000円、108,350円、159,500円、315,700円(いずれも税込)。