『鬼武者 Way of the Sword』最新トレーラー公開。宮本武蔵が怪奇の幻魔と激突

カプコンは「gamescom Opening Night Live 2025」で、『鬼武者 Way of the Sword』の最新トレーラーを公開した。シリーズとしては18年ぶりの完全新作となる本作は、2026年にPC、PS5、Xbox Series X|S向けに発売予定だ。剣豪・宮本武蔵を主人公に据え、怪異と化した江戸初期の京都を舞台に、新たな剣戟アクションが描かれる。

不気味な敵と怪奇的なステージ

今回の3rdトレーラー「幻魔の実験体」では、これまでの舞台とは一線を画す研究所風のステージが登場。武蔵の前に立ちはだかるのは、幻魔の創造に没頭する強敵・道狂(CV:ふしだりほ)や、雷を操る大鵺(おおぬえ)、寄生型幻魔に肉体を奪われた蠱頭(こがしら)、そして不気味な人面と触手を持つ血児固(ちじこ)など、個性豊かな敵たちだ。

映像では武蔵が刀だけでなく弓や槍といった武器も駆使し、迫りくる幻魔を相手に激しい戦いを繰り広げる姿が確認できる。さらに両刃の剣による回転攻撃といった、新たな必殺技らしきアクションも披露された。

シリーズらしさと新アクションの融合

本作の特徴は「鬼武者」らしさを継承しつつ、戦闘の選択肢を広げている点だ。代表的なアクションとして、タイミングよく防御して敵の攻撃を逸らす「受け流し」、攻撃を弾いて相手の体勢を崩す「弾き」、そして敵の隙を突く一撃必殺の「一閃」が挙げられる。さらに、鬼の篭手による「魂吸収」では、黄魂で体力回復、青魂で必殺技ゲージの蓄積、赤魂で能力強化といった効果を得られる。これらの要素が戦局に緊張感と駆け引きを生む。

受け流しを重ねることで発動する「気焔状態」や、矢を弾き返す弾きアクションなど、細かな強化も確認された。シリーズの定番要素をベースにしつつ、よりダイナミックなアクションへと進化している印象だ。

カプコンは今後も追加情報を公開していく見込みだ。怪奇的な世界観と新アクションの融合がどのように最終的な形に結実するのか、発売までの続報に期待したい。

(画像:カプコン)

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