現地時間9月14日、Facebookは傘下VRデバイスメーカー 「Oculus」 の未発表VRヘッドセットに関する情報を公式サイトで誤掲載してしまったようだ。現在、誤掲載された情報は再び見られない状態となっているが、同新製品の仕様が一部明らかになってしまっている。
「Oculus Quest 2」 がまもなく発表へ。片目2Kの4Kに対応
誤掲載された新型VRヘッドセットの名前は 「Oculus Quest 2」 。2019年5月に発売した初代 「Oculus Quest」 から製品名を踏襲し、性能を向上させたナンバリングモデルになっているようだ。
AR/VRハードウェア向けに開発されたQualcommの 「Snapdragon XR2 Platform」 プラットフォームを搭載し(先代はSnapdragon 835)、RAM容量は6GBに(先代は4GB)。ディスプレイ解像度はおおよそ4K(片目あたり2K)となっていて、Oculusのヘッドセットの中では過去最高の高精細なディスプレイとしている。
3Dオーディオと256GBのストレージを搭載しているほか、筐体に使用される素材もプラスチックからファブリックのものに変更されるなどの変更があるようだ。さらにコントローラーもより持ちやすい形状に変わったほか、コントローラーを使用せず操作できるハンドトラッキングにも対応するという。
今回明らかになったのはこれだけで、同製品の価格や実際の重量、画面のリフレッシュレートなどは不明なままだ。具体的な発売日や発表日も明らかになっていないが、発表日については今週木曜にFacebookは新製品発表イベントを予定していることから、「Oculus Quest 2」 はこのイベントで発表されることになるのではないだろうか。