当メディアはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

「Oakley Meta Vanguard」スポーツ向けAIグラスを発表。499ドルで10月21日発売

MetaとOakleyは、同社の年次イベント「Meta Connect 2025」の基調講演において、新たなAIグラス「Oakley Meta Vanguard」を発表した。価格は499ドルで、10月21日に発売される。

MetaとOakleyは今年初め、アスリート向けにAIを組み込んだ「Performance AI Glasses」という新カテゴリーを立ち上げた。今回発表されたVanguardはその進化版で、高強度スポーツに対応した設計が特徴となる。

スポンサーリンク

高強度スポーツに最適化された「Oakley Meta Vanguard」

Oakley Meta Vanguardは、IP67の防塵・防水性能を備え、OakleyのPRIZMレンズを採用することで日差しや風、ほこりを遮断できる。また、OakleyのThree-Point Fitと3種類のノーズパッドにより、高速移動や激しい動きでも安定したフィット感を提供する。サイクリングヘルメットやキャップとも併用可能だ。

オープンイヤースピーカーは従来モデルより6dB大きく、騒がしい環境でも音声が聞き取りやすい。5マイクアレイにより風切り音を抑制する機能も備える。

バッテリーは最大9時間駆動、音楽再生は6時間まで対応。専用ケースで36時間分の追加充電が可能で、20分で50%までの急速充電に対応する。

カメラは、これまでの両端カメラ配置ではなく、大きな一枚レンズの中央に12メガピクセルカメラ(122度広角)を搭載。3K解像度での動画撮影が可能で、スローモーションやハイパーラプスなどのモードも備える。

スポンサーリンク

GarminやStravaと連携も

本製品の大きな特徴として、GarminやStravaとの連携もある。Garminデバイスと接続すると、音声操作で心拍数やペースなどのデータをリアルタイムに確認できる。ステータスLEDによるフィードバックもあり、手元を見ることなくトレーニングに集中可能だ。

Strava連携では、撮影した動画にパフォーマンスデータをオーバーレイ表示して直接コミュニティに共有できる。Meta AIアプリと連携すれば、Garmin ConnectやApple Health、Health Connectからのデータもまとめて確認できる。

価格は499ドル。フレームとレンズの組み合わせは4種類(Black/PRIZM 24K、White/PRIZM Black、Black/PRIZM Road、White/PRIZM Sapphire)。交換レンズは別売りで85ドル。

発売地域は米国、カナダ、欧州主要国、オーストラリアなどで、年内にはメキシコ、インド、ブラジル、UAEにも拡大予定だ。

(画像:Meta)