Nothing Technologyは4月18日、報道関係者向けに新製品発表イベントを東京都内で開催。
同社のスマートフォン 「Nothing Phone」 シリーズ、および完全ワイヤレスイヤホン 「Nothing Ear」 シリーズに、OpenAIの生成AI 「ChatGPT」 を統合すると発表した。
Nothing Phone/Earシリーズに 「ChatGPT」 が統合
利用できるデバイスは、スマートフォンでは 「Nothing Phone (1)」 「Phone (2)」 「Phone (2a)」 の3モデル。イヤホンでは 「Nothing Ear (1)」 「Ear (2)」 「Ear (stick)」 、そして同日発表された 「Ear」 「Ear (a)」 を含めた5モデル。さらに、Nothingのエントリーブランドである 「CMF by Nothing」 のオーディオ製品にも展開される予定だ。
NothingOSに統合するかたちで実装し、NothingOSを最新のバージョンにアップデートすることで利用可能になる。「ChatGPT」 をホーム画面から利用できるウィジェットも用意し、「ChatGPT」 との対話に直接アクセスすることが可能だ。
例えば、何かの記事を読んでいて、気になる文章があったら、その文章をコピーし貼り付けることで、対話ができる。また、ショートカットを使えば直接ChatGPTへ送信することも可能だ。
さらに、「Nothing Ear」 ではイヤホンのステム部をピンチ・ホールドすることでChatGPTを起動し、音声で対話することも可能だ。
まずは、本日から 「Nothing Phone (2)」 で利用できるようになり、本日発表された 「Nothing Ear」 「Ear (a)」 では明日の先行発売時点から利用可能だ。
「Nothing Phone (1)」 「Phone (2a)」 に関しては今月後半より利用可能になる予定で、そのほかのNothing製品や 「CMF by Nothing」 のオーディオプロダクトに関しては6月を目処に展開される予定だ。
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