『仁王3』がPS5向けに発表。体験版が本日より配信開始。侍と忍、ふたつの戦闘スタイルが切り拓く死闘の戦国絵巻

コーエーテクモゲームスとTeam Ninjaは、PlayStationの最新情報番組 「State of Play」 にて、ダークファンタジーアクションRPGシリーズ最新作『仁王3』を2026年に発売すると発表した。

対応プラットフォームは、PlayStation 5。発表と同時に体験版が期間限定で配信されている。プレイ可能期間は6月18日まで。

初めてシリーズに触れる新規プレイヤーにも門戸が開かれており、本作のコアにある「死と隣り合わせの緊張感」と「達成感のあるバトル」をいち早く体験できる機会だ。

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侍と忍、戦いの哲学を選ぶ。死と自由が交差する “オープンフィールド”

『仁王3』は、高い難易度と達成感が特徴の「死にゲー」として知られる 「仁王」 シリーズの最新作。約5年ぶりの新作となる今回の『仁王3』の舞台は、これまで同様に戦国時代の日本。

ただし、これまでの作品と一線を画すのは、主人公が次期将軍という立場にある点だ。なぜ彼が妖怪と戦うのか、その背景はまだ伏せられているが、本作のテーマが “力と速さ、そして邪悪さに翻弄される英雄譚” であることは明言されている。

本作の大きな進化のひとつが「ふたつの戦闘スタイル」の導入だ。従来のNiohシリーズと同様の手触りを持つ「サムライスタイル」では、剣術や体術にフォーカスした近接戦闘が軸となる。新たに導入された「技芸錬達」は武技の威力を強化し、また「見切り」により敵の攻撃を紙一重で弾くことが可能に。

一方の「ニンジャスタイル」は、軽快な回避や空中アクションを駆使し、敵の間合いの外から攻め立てるスタイルだ。「霧」では攻撃後に残像を残して攪乱し、「回避」では致命的な一撃を寸前でかわす。これらの忍術を使いこなすことで、スピードと奇襲を武器にした立ち回りが可能になる。

戦闘中は自由にスタイルを切り替えることができる。敵のタイプや地形、プレイヤーの好みに応じて、流れるように両スタイルを使い分けるプレイも、どちらか一方を極めるプレイも許容されている。Team Ninjaによると「シリーズ史上最も過酷な敵たち」と称する強敵たちが待ち受けており、プレイヤーの創意工夫が試される内容だ。

『仁王3』ではステージ構造も一新されている。これまでのリニアなマップデザインから脱却し、オープンフィールドという新たな構造が導入された。探索の自由度が高まり、不意に現れる強敵や、血塗られた村に秘められた物語といった、より生々しい出会いがゲームプレイの核となる。

特に注目したいのが「試練の場」と呼ばれるコンテンツの存在だ。詳細は明かされていないが、シリーズファンを唸らせるような高難度チャレンジが用意されているのではないだろうか。

なお、本日より配信される体験版には、前作で好評だったキャラクタークリエイション機能も搭載されている。プレイヤーの創意によるヒーロー像の構築も、本作における重要な要素となるだろう。

Team Ninjaは、今回の体験版から得られるフィードバックをもとに、さらなるゲームのブラッシュアップを進めるとしており、公式サイトではプレイ後に意見を投稿できるアンケートも実施されている。

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(画像:ソニー・インタラクティブエンタテインメント/コーエーテクモゲームス)

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