
任天堂は11月5日、スマートフォン向けアプリ『My Nintendo』を大幅にリニューアルし、新たに『Nintendo Store(ニンテンドーストア)』として配信を開始した。アプリ名とデザインを刷新し、従来よりもストア機能を前面に打ち出した構成となっている。
ストア中心のデザインへ。“探す・欲しい”を重視したアップデート
新しい「Nintendo Store」では、任天堂公式オンラインストア「My Nintendo Store」で取り扱うソフトやハード、周辺機器、グッズをスマートフォンから手軽に探せるようになった。
アプリ全体のデザインは刷新され、操作性が向上。ストア機能がホームに固定されるようになり、「チェックイン」や「あそんだソフト」「購入履歴」などの情報は「マイページ」から確認できるようになった。
トップ画面となる「ホーム」では、任天堂の最新タイトルやハードウェア、キャラクターグッズをまとめてチェックできるほか、季節やイベントに応じた特集も展開する。気になるタイトルは「ほしいものリスト」に登録しておくことで、発売日やセール情報をプッシュ通知で受け取ることが可能だ。
また、新設された「さがす」タブでは、ソフトやグッズをカテゴリ別・ジャンル別に検索できる。ソフトはジャンルや特徴ごとに、グッズはキャラクター単位で整理されており、目的のアイテムを探しやすくなった。
一方で、「きになる」や「もうすぐの予定」、「Nintendo Directのライブ視聴」機能は削除されている。通知設定の整理や不具合修正も行われ、全体的な利便性が高まった。そのほか、配信地域が拡大し、海外向けの展開も本格化している。
『Nintendo Store』は、iOSおよびAndroid向けに無料で配信中。既に「My Nintendo」アプリを利用している場合は、アプリストアからのアップデートで自動的に切り替わる。
ストアとしての使いやすさと情報性を両立し、任天堂ファンが “ほしい” を見つけやすくなった今回のアップデート。今後の新機能追加にも注目したい。
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(画像:任天堂)
