
任天堂は2025年8月26日より、マリオをテーマにした新たな子ども向け商品シリーズ「マイマリオ」の販売を開始する。
対象年齢は未就学児からを想定し、親子で楽しめる商品ラインナップを特徴とする。「マイマリオ」シリーズは、任天堂直営店舗であるNintendo TOKYO/OSAKA/KYOTOにて販売される。
「マイマリオ」は、マリオの世界をより身近に感じられるよう、日常生活の中で子どもが自然に触れられる設計がなされている。つみきやえほん、アプリやアニメといった複数のメディアを横断するプロダクトで構成され、今後も商品は順次拡充される予定だ。任天堂自らが発売するものに加え、パートナー企業と連携した商品も含まれる。
遊んで学ぶ「つみき」や「えほん」、マリオの表情を楽しめるアプリも登場
ラインナップの中心となるのが、「つみきマリオ」シリーズだ。マリオやルイージ、ブロックなどが立体のつみきとなり、軽量で小さな子どもでも扱いやすい仕様となっている。注目すべきは、キャラクターのつみきが「amiibo」としても機能する点だ。Switch対応タイトルと連携することで、フィジカル玩具とゲームの垣根を越えた遊びが可能になる。
- 「つみきマリオ(3ピース)」:2,980円(税込)
- 「つみきマリオ スペシャルセット(30ピース)」:19,980円(税込)
また、マリオの顔が動く仕掛け絵本『かおマリオ』も登場する。口が開いたり顔が回転したりと、子どもの直感的な操作を想定したつくりになっており、親子で触って楽しめる工夫が凝らされている。こちらは小学館から出版され、全国の書店でも購入可能となる。
- 『かおマリオ(えほん)』:1,870円(税込)
アプリとSwitchダウンロードソフトとしても『かおマリオ』が展開される。マリオの顔を引っ張ったり、回したりすることでリアクションが返ってくる仕組みで、子どもの触覚的な体験をデジタルでも拡張する。価格は無料で、iOS 15以降、Android 6.0以降のスマートデバイスに対応する。
- 『かおマリオ(アプリ)』:無料(iOS/Android/Switch)
さらに、任天堂公式サイトなどを通じて「コマどりマリオ」という1分程度の短編アニメも公開予定。マリオがさまざまな表情や動きを見せる内容で、小さな子どもでも楽しめる構成になっている。
「マイマリオ」シリーズでは今後、ぬいぐるみやアパレル、生活雑貨といった展開も予定しており、ブランドとしての広がりにも注目が集まる。また、一部の商品は2026年に海外展開される予定だ。
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