今日は「任天堂からスマホ向けゲームが出るぞ!」とウキウキ気分だったのが、今の気分はどん底です。
任天堂は本日、経営方針説明会を開催、同時にスマホ向けのゲーム配信を2016年の3月に行うことを発表した。もともと任天堂は年内にスマホ向けタイトルを配信することを宣言していたため、実質発売は延期された形だ。
スマホ向けゲーム「Miitomo」など5本のタイトルを配信
今回の発表では、今後配信するスマホ向けゲームとしてSNSのような「Miitomo(ミートモ)」を含め、5本のタイトルを今後配信していく予定であることを明かした。
Miitomoとはどんなゲームなのか
「Miitomo」とはどういうゲームなのかというと、任天堂の参考資料によると、「Miiというアバターが活躍するコミュニケーションアプリ」。
まず自分のアバター「Mii」を作り、Miiとコミュニケーションをとる。例えば、Miiから「休日に何をするか」と聞かれ、ユーザーは「釣り」と答える。ここまでならただのコミュニケーションアプリだが、今作は違う。なんとそのユーザーの答えを、「Mii」がついうっかり友人の「Mii」に漏らしてしまう。
友人は、のちに自分の「Mii」から友人の情報を聞かされ、「友だちの知らなかった一面が分かっちゃう」という物凄く前向きなゲームになっている。
つまり、簡単にまとめると「Mii」がユーザーとコミュニケーションをとることで、方々に「個人情報を撒き散らす」ゲームのようだ。これが「Miitomo」だ。
ちなみに「Mii」とは今までも任天堂ハードに登場してきたアバターだ。ゲーム機内に自分の似顔絵アバターを作成し、ゲーム中のプレイヤーキャラクターとして操作できたり、アイコンとして利用することなどができた。
従来のゲームハードから作成済みの「Mii」を引き継げるかどうかは現段階では不明だ。
期待されていた「ビッグタイトル」の発表がなかったことと、発売が来年3月に延期になったことで楽しみにしていたファンはガッカリだろう。僕もとてもガッカリだ。そして、今回登場したゲームは果たしてゲームなのか。
任天堂は残り4タイトルをスマホ向けにリリースする予定だ。残りの4つに期待しよう。