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NEXTGEAR J6-A7G60GN-A レビュー。約19万円でGeForce RTX 4060搭載の16型ゲーミングノートPC

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マウスコンピューターは2023年、「G-Tune」 に続く新たなゲーミングPCブランド 「NEXTGEAR」 を立ち上げた。

「NEXTGEAR」 は、ゲーミングに必要なスペックを確保しつつも、より購入しやすい価格を実現した製品ブランド。マウスコンピューターのゲーミングPCブランドといえば 「G-Tune」 があるが、「G-Tune」 はどちらかというとプロユーザーをターゲットにしたブランドであるのに対し、「NEXTGEAR」 は若年層やエントリーユーザーをターゲットとしたブランドだ。

マウスコンピューターが昨年10月に開催した新製品発表会では、16型のゲーミングノートPC 「NEXTGEAR J6」 シリーズが新たに発表。今回、同シリーズの最上位モデルにあたる 「NEXTGEAR J6-A7G60GN-A」 のレビュー機をお借りし、実際に触ってみることができた。

AMD Ryzen 7 7840HS/GeForce RTX 4060を搭載しつつも、お値段約19万円の同ゲーミングノートPCなら、これからPCゲームを始めてみたいという人にもピッタリ。コスパ重視のゲーミングノートPCを探している人は参考にしていただきたい。

デザイン・仕様

「NEXTGEAR J6」 シリーズは、搭載するCPUやグラフィックスの違いにより複数モデルが販売されているが、今回筆者が借りたのは 「NEXTGEAR J6-A7G60GN-A」 という型番のモデル。

CPUにはAMD Ryzen 7 7840HS、グラフィックスにはGeForce RTX 4060を搭載。メモリ容量は32GBで、1TBのM.2 SSDを搭載する。

「NEXTGEAR J6」 シリーズの大きな特長となるのが、深いグリーンの新筐体。X (旧Twitter) のアンケートによって最も多くの票を集めた人気のカラーでユーザーからも好評であるとのことだ。

筆者も多くのノートPCを見てきたが、グリーンカラーを採用したモデルはそう多くなく、個性が光るデザインだと感じた。背面の 「NEXTGEAR」 のロゴとの相性もよく、なかなかにカッコ良い。

画面には16型の液晶パネルを搭載。解像度は1,920×1,200 (WUXGA) で、リフレッシュレートは165Hzに対応する。パネルは光の映り込みが少ないノングレア仕様だ。

画面が大きい方が没入感が高く、ゲームを最大限に楽しめるため、やはり16型の大型画面は嬉しいチョイス。リフレッシュレートも165Hzと高く、激しいアクションの多いゲームでも残像感が少なく、ハッキリとした映像で楽しめる。

画面比率は最近のトレンドである16:10を採用。16:9よりも縦に広い画面のおかげで、より多くの情報を一度に見ることができて便利。ゲーム用途だけでなく、ブラウザを開いて調べごとをしたり、エクセルなど表計算ソフトを使って作業をすることがあっても快適にこなすことができる。

底面

本体サイズは358.4 × 268.3 × 26.3mm、重量は約2.29kg。16型のノートPCとしては標準的な大きさ・重さで、本体が薄いことから見た目は比較的スタイリッシュ。

ただし、重量が2kgオーバー (さらに電源アダプターも追加すると3kg級) と外出時の持ち運びは困難な部類に入るため、据え置きでの利用、もしくは自宅内だけでの移動が基本になるだろう。どうしても持ち運ぶ必要があるなら、頑丈なリュックサックなどに入れて持ち運ぶようにしたい。

背面

インターフェイスは、左右側面と背面に分けられて配置されている。右側面には、USB Type-A (USB 3.0/5Gbps) が2口、SDカードスロットが搭載。左側面には、USB Type-A (USB 2.0) が1口、マイク/ヘッドホン端子が搭載されている。

そして背面には、USB Type-C (USB 3.1/10Gbps) x1、Mini DisplayPortx1、HDMI x1、有線LANポート、電源アダプターの差し込み口が搭載されている。これらはいずれも背面にあることで、映像出力や本体充電時にケーブルがPCの操作を邪魔しない作りになっている。

右側面:USB Type-A (USB 3.0/5Gbps) x2、SDカードスロットが搭載。

左側面:USB Type-A (USB 2.0)、マイク/ヘッドホン端子が搭載。

外部ディスプレイへの映像出力時の解像度は、Mini DisplayPortとHDMIのどちらも最大3,840 × 2,160 (60Hz) に対応し、2ポート同時の映像出力に対応するため、本体の画面も含めて最大3台のディスプレイに映像出力ができる。

キーボードはテンキーありの日本語キーボード (102キー) を採用。キーピッチは18.82mm、キーストロークは約1.4mmで、複数のキーを同時押しできるnキーロールオーバーに対応する。

実際にキーボードを使用してゲームをプレイしてみたところ、キーは激しめにタイプしてもトストスと静かでタイプしやすく、キャラクター操作時に違和感や使いづらさを感じることはなかった。

キーボードにはRGB LEDバックライトを内蔵しており、ゲーミングPCらしくキラキラとカラフルなライティングが楽しめる。キーボード全体を4つに分けて別々にカラー調整できる4ゾーン設定に対応するため、手元を撮影してのゲーム配信にも最適だ。

トラックパッドは本体サイズの割には小さめで、ゲームでキャラクターの操作に使用するには難易度が高いため、基本的にはマウスの使用をオススメする。

ゲーミング性能は?

今回のレビュー機は、CPUに 「AMD Ryzen 7 7840HS プロセッサー」 を搭載。8コア16スレッド、最大5.1GHzの高い動作クロックに対応し、ゲームプレイに必要なパフォーマンスを発揮する。

グラフィックスは 「GeForce RTX 4060 LapTop GPU」 。フレームレートを向上させるDLSS 3.0に対応しており、高グラフィック設定でゲームをプレイしつつ、レイトレーシングをオンにした状態でも滑らかな画面映像描写を行うことができる。配信などの映像処理を専用で行うNVENCも搭載しており、ゲームプレイ遅延などの影響を抑えつつ高画質な配信を可能にする。

「Cinebench 2024」 でベンチマークを計測してみたところ、マルチコアスコアは893pts、シングルコアスコアは105ptsという結果に。また、GPUスコアは10269ptsだった。

次に 「3DMark」 で計測。CPUスコアは10791、グラフィックススコアは10230だった。

また、『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』ベンチマークで、解像度1,920 × 1,200、グラフィック設定を 「最高品質」 で計測したところ、スコアは19386で、最高評価にあたる 「非常に快適」 の結果となった。

実際に筆者が持っている3Dゲームなどをプレイしてみたが、フルHD画質ではほとんどのゲームが快適に動作しており、フレームレートも60fpsを下回ることがほぼなかったことから、人気タイトルを快適にプレイするには十分な性能だと言えるのではないだろうか。

また、ゲーミングノートPCでゲームをプレイする際に気になるのが発熱とファンの動作音。発熱に関しては、キーボードの中心あたりが少し温度が高いように感じたが、熱すぎてプレイを続行できないほどになることはなかったため、ノートPC本体でゲームをプレイしたい人も安心だ。

ファンの動作音に関しては、高負荷時には 「ファー!」 と大きな音が出ていたものの、通常時はほとんど聞こえないレベルであったこと、そもそもヘッドホンやイヤホン等をしてしまえばさほど気にならなくなるため、あまり気にしなくて良いところかなと個人的には感じている。

まとめ:これからPCゲームを始めたい人にピッタリな高コスパゲーミングノート

今回レビューした 「NEXTGEAR J6-A7G60GN-A」 は、約19万円とゲーミングPCとしては手頃な価格で購入できるのが特長で、ベンチマーク結果や実際にゲームをプレイしてみても、フルHD程度の画質なら満足にプレイできる性能を実現していることがわかった。

そもそもこの価格帯でGeForce RTX 4060を搭載しているゲーミングノートPCがあまり多くないことから、コストをかけずにPCゲームを始めたい人にはピッタリ。まさに 「NEXTGEAR」 ブランドの目標でもある 「より多くのユーザーにゲームの喜びを提供する」 ことを体現した製品と言えるだろう。

「NEXTGEAR J6-A7G60GN-A」 は、ECサイト限定で販売されており、価格は189,800円(税込)〜。メモリやSSDの容量などは変更できるため、自分の用途にあったスペックにカスタマイズして購入いただきたい。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。