2017年に発売した「iPhone X」は、iPhone史上初の有機ELディスプレイを搭載した関係で価格は999ドル(日本では112,800円)になり、最も高価なiPhoneとなった。
2018年には、現行モデルと同じく5.8インチのディスプレイを搭載した次期「iPhone X」と、より大きな6.5インチの「iPhone X Plus」が登場すると噂されている。
現行「iPhone X」よりも画面が大きくなるなら、より価格が高くなるのでは、と心配している方もいるとは思うが、Appleは「iPhone X Plus」を現行「iPhone X」と同価格で販売し、次期「iPhone X」を100ドル(約1万円)安く販売する計画であるようだ。
次期「iPhone X」の価格を下げることで、販売台数を増やして利益を確保
RBC Capital MarketsのアナリストAmit Daryanani氏は、Appleが次期「iPhone X」を安く販売することで、Apple製品の平均販売価格を下げることになるが、その分数を多く販売することで利益を補うかもしれないと伝えている。
Daryanani氏が価格についての情報をどこから入手したのか、また、この見積もりをどのような根拠で導き出したのかは不明。
また、同アナリストは現行の「iPhone X」発売前に、「iPhone X」の価格が1,200ドルになると述べていたことから、今回の情報も信ぴょう性は薄いのかもしれない。
ちなみに、Daryanani氏は、2018年にはやはり3種類のiPhoneが発売すると述べており、うち液晶モデルにはアルミニウムエッジが、有機ELディスプレイモデルにはプレミアムスチールが搭載されることになるとのこと。
今回の情報は、根拠がしっかりしていないことから鵜呑みにすることはできないが、21日には、AppleがSamsung Displayと交渉し、次期iPhone用の有機ELディスプレイのコストを抑える条件を確保したという報道が伝えられていた。
もしこの報道が事実なら、次期「iPhone X」が安く販売される可能性はある。現時点ではまだ情報が少ないのでなんとも言えないが、著名アナリストやメディアから続報が出てくるのを待つしかなさそうだ。
[ via AppleInsider ]