先日から、次期「iPhone SE」と見られる実機画像や、部品の画像などのリークが相次いで登場している。
次期「iPhone SE」については、従来からデザインはそれほど変わらず、ワイヤレス充電などの新機能が搭載されるマイナーアップデートにとどまるという説と、「iPhone X」のようなベゼルレスデザインになり、ホームボタン廃止に伴い、顔認証機能「Face ID」が搭載されるという説の2つが存在している。
最近のリークは主に後者の説を裏付けるようなものが多くなっているのだが、新たなCAD画像が@OnLeaksことSteve Hemmerstoffer氏から公開されている。
やはり次期「iPhone SE」は「iPhone X」ライクなデザインに?
Steve Hemmerstoffer氏は「まだ確認が取れていないが、次期iPhone SE関連のリークが増えてきたので」と前置きし、工場で使われているCAD画像を公開する、と発言。同時に4枚のCAD画像を公開している。
公開されたCAD画像を見ると、端末上部に「ノッチ(切り欠き)」が存在し、ベゼルレスデザインが採用されていることが分かる。側面の音量ボタンや電源ボタン(サイドボタン)は現行の「iPhone SE」と同じだ。
また、「iPhone X」と同様、ホームボタンは廃止されており、イヤホンジャックも無くなっているようだ。ホームボタンがなくなったということは、やはり顔認証機能「Face ID」が搭載されることになるのだろうか。
Steve Hemmerstoffer氏によると、このCAD画像は工場で使われているとのことから、この画像をもとに各アクセサリメーカーがケースなどを作成している可能性は高い。実際、ここ数日のリークはほとんどがこのCAD画像と同じようなデザインになっていた。
ただし、Steve Hemmerstoffer氏の「まだ確認が取れていない」という発言から、このCAD画像のデザインが本当に次期「iPhone SE」に採用されているのかどうかは怪しいところだ。
次期「iPhone SE」は6月に開催される「WWDC 2018」で発表される可能性が高いと噂されている。果たして本当に「iPhone X」のようなデザインになっているのか、疑問半分、期待半分で待つことにしよう。