現地時間6月5日、Appleは開発者向けイベント ｢WWDC23｣ の基調講演を実施。次期OSとともに、｢Mac Studio｣ の新型モデルを正式発表した。
次世代SoC ｢M2 Max｣ ｢M2 Ultra｣ を搭載した上位デスクトップモデル
今回発表されたMac Studioは、2022年3月に発売した ｢Mac Studio｣ の次期モデル。Appleの最新プロセッサチップ ｢M2 Max｣ ｢M2 Ultra｣ を搭載しており、性能を向上させたマイナーアップデートモデルだ。
筐体デザインは先代モデルから変わっておらず、Mac miniを縦に大きくしたデスクトップモデルとなっている。
内蔵SoCは、MacBook Proにも搭載することが可能な上位チップセット ｢M2 Max｣ に加えて、さらに高性能な ｢M2 Ultra｣ も搭載可能だ。
｢M2 Ultra｣ は、24コアCPU／64コアGPU／32コアのニューラルエンジンを搭載しており、IntelベースのCPUを搭載したiMacに比べて、最大で6倍高速に動作。ニューラルエンジンも40％高速化されている。
メインメモリは最大192GBまで、ストレージは最大8TBまで搭載可能。通信は、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3をサポート。インターフェースは、10Gbイーサネット／HDMI／SDXC／Thunderbolt 4を搭載し、画面出力は最大8K@240Hzまでサポートする。
新型Mac Studioの価格は298,800円(税込)〜。本日からApple公式サイトにて予約受付が開始され、6月13日(火)発売予定。
(画像：Apple)