「MacBook Air」の新型モデルが2018年春に登場するかもしれない。
Apple製品に関して、いつも高い精度で予想してくる著名アナリストMing-Chi Kuo氏(KGI Securites)によると、Appleは新しい「MacBook Air」を2018年4~6月に発売する予定であるとのこと。
Kuo氏のレポートでは、新型「MacBook Air」は低価格なモデルとして販売されるという。現時点では、低価格であること以外についての詳細は不明。また、”低価格”であるとは言うが、具体的にどのくらい安くなるのかも明らかになっていない。
ちなみに、「MacBook Air」の価格は現在98,800円(税別)からとなっており、新型モデルはこれよりも安くなるということなのだろうか。
新生「MacBook Air」が2018年春に登場か
現行モデルの「MacBook Air」はしばらく大きなアップデートが行われておらず、同じラップトップの「MacBook Pro」や「MacBook」に比べると、ディスプレイが非Retinaであったり、本体も厚く、サイズの割に重いなど、少々”時代遅れ”感が否めない。
これまでにも「MacBook Air」は幾度となくアップデートが予想されてきたが、アップデートされるどころか11インチモデルが廃止され、残る13インチモデルも内蔵プロセッサのアップデートに留まり、本体デザインが変更されたことはなかった。そのおかげで、最近では生産終了の噂まで囁かれている状態だ。
「MacBook Air」は、2008年にスティーブ・ジョブズ氏が茶封筒の中から取り出すパフォーマンスとともに、「世界で最も薄いノートブック」として発表した。発売以降、筆者も同端末を購入し、よく持ち歩いて使っていたため、個人的にも「MacBook Air」は思い入れが強い。今回のKuo氏の話が本当であると信じたいところ。
また、2018年4~6月の発表というと、真っ先に思い浮かぶのが開発者向けイベント「WWDC」。
今年の開催日はまだ判明していないが、昨年の「WWDC 2017」では、「MacBook Pro」や「MacBook」など、iPhoneとApple Watch以外ほぼ全ての主要製品のマイナーアップデートが発表されたこともあり、今回も「WWDC」で何かしらの新製品が発表される可能性もありそうだ。
しかし、Kuo氏は6月とは明言せず「4月から6月」と含みをもたせていることから、「WWDC」以前に発表される可能性もあるのだろうか。
ちなみに、同アナリストは新型「MacBook Air」の他にも、LCDディスプレイを採用した6.1インチiPhoneと新型「AirPods」が2018年に登場するという話を改めて伝えている。これらの新製品に関する情報は以下の記事を参考にしていただきたい。
[ via MacRumors ]