1月28日、NTTグループ (NTT/NTT東日本/NTT西日本/NTTドコモ/NTT Com)、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの8社は、大規模災害の発生に備えた共同訓練を実施した。
この訓練は、昨年12月に前述の通信事業者8社が発表し、運用を開始した 「大規模災害発生時におけるネットワークの早期復旧に向けた通信事業者間の協力体制」 に基づくもの。大規模な災害が発生した際に、それぞれのアセットや技術を共有し合うことで、通信インフラの早期復旧や安定的な通信サービスの提供をいち早く可能にすることを目指す。
共同訓練は、神奈川県平塚市の給油拠点で行われ、各通信事業者から担当者が参加。移動基地局に給油を行うなど、実際の手順等の確認が行われた。
同取り組みでは、地上の移動基地局や船上基地局、衛星インターネットサービス 「Starlink」 などを利用して、被災者や災害対策活動の通信環境を確保するほか、海上ルートを利用した物資輸送をしたり、前線基地や仮設給油所を臨時で設置し作業効率の向上を図るなど、事業者間の連携を高めることで、災害対策・復旧の迅速化を目指している。
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(画像提供:NTT)