
NECプラットフォームズは、最新の無線通信規格「Wi-Fi 7」に対応したトライバンドホームルータ「Aterm 19000T12BE」を、2026年1月下旬から発売する。価格はオープンで、Amazon.co.jpでは6万2678円で販売されている。
Wi-Fi 7とトライバンド構成で、高速かつ安定した家庭内通信を実現

本製品は、2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯の3つの周波数帯を同時に利用できるトライバンド構成を採用した12ストリーム対応モデルだ。
Wi-Fi 7(Draft IEEE 802.11be)に対応し、複数の周波数帯を同時に使うMLO(Multi-Link Operation)技術により、12ストリーム通信で最大18669Mbpsの高速無線通信を実現する。
伝送速度は、6GHz帯が4ストリーム通信で最大11520Mbps、5GHz帯が最大5764Mbps、2.4GHz帯が最大1376Mbpsとなる。Wi-Fi 7では、Wi-Fi 6Eで最大160MHz幅に限られていた6GHz帯の帯域幅が、最大320MHz幅まで拡張された。
この6GHz帯を含む3つの周波数帯を活用することで、スマートフォンやPCに加え、ゲーム機、テレビ、スマートスピーカーなど、多数の通信機器を同時に接続した場合でも、安定した通信環境を構築できる。
有線インターフェースも強化されており、10Gbpsに対応したWANポートとLANポート(いずれも10GBASE-T)を各1ポート搭載する。10Gbpsの高速インターネット回線サービスと組み合わせることで、無線・有線の両面からWi-Fi 7の性能を引き出す設計だ。
また、メッシュ中継機能を搭載し、親機と複数の中継機を連携させることで通信エリアを柔軟に拡張できる。通信状態の良いアクセスポイントへ自動で切り替えるローミング機能により、宅内を移動しながらスマートフォンなどを利用する場合でも、途切れにくい通信を実現する。
日本国内生産とセキュリティ対応を前面に、管理機能も充実

「Aterm 19000T12BE」は、日本国内で開発・設計・生産されている。セキュリティ面では、2025年3月に運用が開始されたIoT機器のセキュリティ適合制度「JC-STAR」において、★1(レベル1)の適合ラベルを取得した。管理者パスワードを機器ごとにランダム化する仕組みや、一定回数以上の誤入力でアクセスを制限するロックアウト機能を備えるほか、ファームウェアの自動バージョンアップ機能や、設定情報の暗号化保存にも対応する。サポート期間内は、セキュリティ対応を含むファームウェアが提供される。
操作・管理面では、スマートフォン・タブレット向けアプリ「Aterm ホームネットワークリンク」に対応する。インターネット経由での遠隔操作が可能で、無線設定や再起動といった基本操作に加え、接続端末の一覧や接続履歴を確認できる。Wi-Fiの通信速度を測定し、通信状況を色の濃淡で可視化するヒートマップ機能も備え、設置場所の調整などに役立てられる。初期設定ウィザードやトラブル診断機能も用意され、専門知識がなくても扱いやすい設計とした。
なお、本製品はNECプラットフォームズが提供するクラウド型統合管理サービス「NetMeister Home」の対象装置として、今後追加される予定だ。
(画像:NECプラットフォームズ)



