「青森ねぶた祭り」は北東北の短い夏を彩る激アツな市民参加型のお祭り 祭りの迫力に熱狂と感動!

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毎年僕はこの時期に旅行に行くことにしていて、2016年の夏は本州最北端の青森県を訪れている。

この記事を書いている現在も青森滞在中で、このあとも県内のあちこちに出かけてこようと思っているのだが、昨日、今回の青森旅行の最大の目的「青森ねぶた祭り」に行ってすごく感動したので、取り急ぎ記事にしてみた!

どこまで祭りの迫力が伝わるかどうかは分からないが、写真を複数枚撮影してきたので、ぜひ皆さんに紹介したい!

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ねぶた祭りは「跳人」が躍動する「市民参加型」の祭り

東北といえば夏祭り。東北各県には、その県を代表する夏祭りが多数存在するが、今回はその中でも全国的にも知名度の高い「青森ねぶた祭り(以下、ねぶた祭り)」に行ってきた。

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そもそも「ねぶた祭り」がどのような祭りかはご存知だろうか。

「ねぶた祭り」とは青森県青森市で毎年8月2日~8月7日に開催されるお祭りで、「ねぶた」と呼ばれる大型の山車が登場し、その前を「ハネト(跳人)」とお囃子を奏でる「囃子方」が市内を練り歩く。東北三大祭りの一つに数えられる非常に規模の大きいお祭りだ。

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同祭りは、1980年に重要無形民俗文化財に指定されており、国内外から毎年250万人以上の観光客がこの祭りを見るために訪れるという。

祭りの起源は諸説あるようだが、一部では江戸時代の1720~1730年頃に最古のねぶた祭りが開催されたと言われているようで、現在の形になったのは、明治~昭和に入ってから。

今では全国各地から観光客が詰め寄せる大きな祭りに発展。実際に僕も観てみたが、「ねぶた」の迫力と参加している方の熱気を肌で感じると、それほどの祭りになったのも頷ける。

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「青森ねぶた祭り」の凄いところは、青森市民でなくても気軽に参加できるという点だ。

一般の人が参加するには、基本は「ハネト(跳人)」として参加することになる。「ハネト」とは、ねぶたの前で「ラッセラーラッセラ」の掛け声と同時に跳び回る人のことで、独特のステップで大きく跳ね上がるのが特徴だ。

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ねぶた祭りのメインである「ねぶた」は、目の前に来ると圧倒されてしまうほどの迫力なのだが、実はこの祭りの最大の見所は「ハネト」。ハネトが盛り上がっていると、それだけ祭りのボルテージが上がってくる。

そして、その熱気は観客にも伝わってきて、直接参加しているわけでがないのだが、それでもついつい「ラッセラー!ラッセラー!」と掛け声をかけてしまう。

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ハネトが盛り上がっていると、いつしか観客も盛り上がっていき、沿道にいる人も踊り出してしまうほどの盛況ぶり。

「ねぶた祭り」の独特なお囃子も相まって、僕は普段の世界とは違う異世界に来てしまったのではないかと思うくらい、普段の日常を忘れて祭りに魅入ってしまった。

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また、「ねぶた」に関しては言うまでもなくデカくて荘厳。高さ5m、幅10m以上の「大型ねぶた」は圧巻で、初めて見た時はビックリしたものだ。

「青森ねぶた祭り」には計20台の「大型ねぶた」が登場し、祭りを盛り上げる。昔から伝わる日本の伝承などをテーマにしたものが多く、「ねぶた」にもそれぞれ個性があり、見る側を飽きさせることはない。

この「ねぶた」も街中を勢いよく走ったり、回ったりとかなりアクティブに動くので、その迫力は倍増。最近はLEDが普及したからか、「ねぶた」の表情や表現が多彩になったのだとか。

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僕は今回、ねぶた祭りには見る側として参加させてもらったわけだが、ぜひ今度は「ハネト」として参加させてもらいたい。

「青森ねぶた祭り」は正装をすれば誰でも参加できる上、祭り会場の周辺には着付け屋さんも多数あるようなので、参加したければ気軽に参加することができる。

来年もこの時期どこかに旅行に行くことを考えているが、まだどこに行くかは決めていない。青森となると僕が普段住んでいる東京からはかなり離れた場所になるので気軽に来れる場所でないことは確かだが、ねぶたのアツさを知ってしまった今、来年も来たいなと考えている僕が今ここにいる。

以下に今回のねぶた祭りで撮影した写真を複数枚載せておくので「ねぶた」について気になる人はぜひ、ご覧あれ!

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ちなみに、「青森ねぶた祭り」は今日と明日も運行が予定されている。そして最終日の8月7日には青森市花火大会と共に海上運行も行われる予定。海に浮かぶ「ねぶた」は非常に見応えがあるとのことなので、今回観れるかは分からないが、いつかはこの目で見たいものだ!

青森ねぶた祭りの詳細はこちらからどうぞ。

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