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「Nature Remo Lapis」 が発表。自然の石のようなデザインを採用、無理なく節電できるスマートリモコン

Natureは6月26日、報道陣向けに 「Nature株式会社 新製品発表会」 を開催し、新型スマートリモコン 「Nature Remo Lapis」 を発表した。7月5日(金)12時からNature公式サイトおよびAmazon.co.jpでの一般販売を開始している。

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自然の石のようなデザインを採用した新型スマートリモコン 「Nature Remo Lapis」 が登場

「Nature Remo Lapis」 は、 「Nature Remo」 のデザインと機能を刷新した新型モデル。

本製品のデザインは、「Live with Nature」 (自然と調和するデザイン) をコンセプトに、自然界にある 「海辺の石」 からインスピレーションを受けて作られたという。実際の石を3Dスキャンし、シルエットやテクスチャを再現。成形する過程で5つの素材が混ざり合うため、異なる色の斑点や線が生み出され、ひとつひとつが異なるデザインになっている。

「Nature Remo Lapis」 は、ユーザーのエアコン利用傾向や節電意向をもとに “がんばらない節電” を実現する。具体的には、ユーザーが選択した3段階の節電強度に合わせてエアコンを自動制御し、暑さや寒さのフィードバックによって制御を最適化する 「オートエコ」 機能、エアコンを急速に冷やしたり暖める必要がない時にゆっくりとエアコンの温度を変更する 「コスパ起動」 が搭載。

今夏には、家に誰もいない状態で一定時間以上エアコンが付いているとプッシュ通知を送る 「消し忘れアラート」 もリリース予定だ。

また、本製品は部屋の空気を調整し、ユーザーの体調をととのえる機能も搭載する。今夏リリース予定の 「熱中症アラート」 は、「Nature Remo Lapis」 がある部屋の温度と湿度が一定水準以上になり、熱中症危険レベルが高くなったときにプッシュ通知を送信する。

そのほか、今冬には部屋の快適指数を表示し、適切な室内環境かどうかを簡単に見える化する 「快適指数表示」 が、2025年にはウェアラブルデバイスと連携し、バイタルデータをもとにエアコン制御を最適化する 「バイタルデータ連携」 も利用可能になる予定だ。

連携できる機器も今後増加する予定。今回の発表会では、スマートスイッチの 「SESAMI bot 2」 への対応や、スマート照明 「Philips Hue」 シリーズとの公式連携が発表された。実装時期については、正式リリースをお待ちいただきたい。

Matterの対応も強化しており、新たにDoor Lockタイプのデバイスタイプに対応したことで、スマートロック 「Qrio Lock」 をMatterエコシステムに追加できるように。「SESAME 5/5Pro」 にも順次対応予定だ。

また、「Nature Remo nano」 では3台に制限されていたデバイス接続数が20台に大幅増加。登録可能なコントローラー (fabric) の数は5台から8台に拡大し、より簡単に複数のエコシステムに組み入れることができるようになった。

発表会では、Natureとauエネルギー&ライフが初めて共同で取り組む家庭向けの節電サービス 「スマート節電 with Nature Green」 も同時に発表された。

本サービスは、「Nature Remo Lapis」 のエアコンを自動制御する機能を生かして、快適な温度を保ちながら自動で節電できるというもの。auでんき契約中のユーザーを対象に、月額550円(税込)で使えるオプションサービスとして提供される。