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「iOS 14」 はアプリスイッチャーがiPadOSと同じ仕様に?ただしユーザーによる改変の可能性も

今年秋に配信が予定されている次期iOSこと 「iOS 14」 は、アプリスイッチャー (切り替え画面) のUIが変更になる可能性があることがわかった。24日、91mobilesが独自に入手した情報として次期iOSに関するリーク情報を伝えた。

iOS 14ではアプリスイッチャーのUIが変更に?

91mobilesによると、「iOS 14」 のアプリスイッチャーは起動しているアプリが重なるように横並びになる従来方式ではなく、アプリが等間隔で並べられ一覧性のあるものに変更になるとのことだ。

リーク画像を見る限り、iPadのアプリスイッチャーと同じような仕様。iPhoneの場合はiPadに比べて画面が小さいこともあり、一度に表示できるアプリの数は4つになる模様。

iOS 13・iOS 14のアプリスイッチャーの比較

ちなみに今回のリーク画像は 「iOS 14」 が動作する 「iPhone XS Max」 を撮影したもの。同デバイスは6.5インチの画面を搭載するが、これよりもさらに画面の小さなiPhone 11 Proなどではもう少しアプリスイッチャーがコンパクトに収まる予定なのかもしれない。

またユニークなのが、アプリのスイッチャーで個別のアプリをキル(終了)しないようにロックをかけられるようになるかもしれないということ。上記ツイート映像の5秒付近をよく見るとアプリを指で下げたときに、小さな鍵マークが出現することが確認できる。これはアプリを誤ってキルしないようにする工夫である可能性がある。

ちなみに著名リーカーのBen Geskin氏によると、「iOS 14」 がインストールされたiPhoneの中には新しいマルチタスク機能を搭載することが予想できる記述が存在するとのこと。

フェイク情報である可能性も

ただし、今回のリーク画像はフェイク(偽物)である可能性がそれなりに高い。なぜなら、筆者はこのアプリロックの挙動をすでに見たことがあるからだ。

この挙動は、実はユーザーによって改造された非公式iOSで実装されているもので、もしかすると今回の情報はそれを利用したものである可能性もあるということに注意が必要だ。要するに今回のリーク情報が本当かどうかは現時点では不明。真偽についてはより多くの情報が必要となるだろう。

追記*2020年2月25日(2時53分)
このアプリスイッチャーに関する記述はすでに 「iOS 11」 の頃から存在したことがわかった。そのため、このアプリスイッチャー機能が本物である可能性がある一方で、来年秋にリリース予定の 「iOS 14」 で実装されるとする証拠にはならないことになる。


「iOS 14」 は、今年6月に開催されるとみられるAppleの開発者向けイベント 「WWDC 2020」 で正式発表される見通し。一般ユーザー向けの正式リリースは2020年秋になるとみられている。

現時点で 「iOS 14」 に関するリーク情報はほとんどないが、最近の情報ではブラウザアプリやメールアプリにサードパーティのものをデフォルトアプリとして設定できるようになると噂されている。

また、サポート端末については 「iOS 13」 と変わらず、iPhone 6s/6s PlusやiPhone SEもサポート対象機種に含まれるとの予想が主流。ちなみに、iPadOSについてはiPad Air 2(2014年発売)、iPad mini 4(2015年発売)がサポートから外れることが噂されている。

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