
モトローラ・モビリティ・ジャパン合同会社は、2025年6月1日付で北原秀文(きたはら ひでぶみ)氏が代表取締役社長に就任したと発表した。
北原氏は、通信およびIT分野で20年以上の実務経験を持ち、これまでソフトバンクグループやSprintといった通信大手でネットワーク技術、グローバル戦略、新規事業開発などを手がけてきた。複数の企業で役員を務めた実績があり、近年はグローバル事業展開の戦略立案から実行までを担うチームの立ち上げを主導。事業の国際展開に強みを持つ。

(画像:モトローラ)
モトローラはレノボ・グループ傘下のモバイルブランドとして、日本市場において積極的な製品展開を進めてきた。製品ラインアップを着実に拡充しており、特にエントリーからミドルレンジにおいて、コストパフォーマンスを重視した端末が一定の評価を得ている。
同氏の就任について、レノボ・ジャパンの代表取締役社長である檜山太郎氏は「国際的な視野と実績を備えた北原氏の参画は、モトローラが掲げる日本およびグローバル戦略を前進させる要となる」と歓迎のコメントを発した。
また、モトローラ・アジア太平洋地区のエグゼクティブディレクター、プラシャンス・マニ氏は「通信・IT業界での豊富な経験とグローバル戦略に関する知見は、モトローラにとって極めて価値が高い。彼のリーダーシップによって、モトローラの日本市場でのさらなる成長を期待している」とコメントしている。
北原氏自身も「モトローラの日本法人を率いることは大変光栄。これまでの経験を活かし、モバイルとITの進化を捉えながら、モトローラのさらなる成長に貢献したい」と意欲を語る。グローバルチームやレノボ・グループとの協働を通じて、日本市場においてモトローラの存在感を強めていく方針だ。