7月9日、コーエーテクモは『モンスターファーム2』をNintendo Switch・iOS・Android向けに発売することを正式発表した。本作はダウンロード専用ソフトとして、2020年秋に販売されるとのことだ。価格は2,820円(税込)。
『モンスターファーム2』は、育成シミュレーションゲーム 「モンスターファーム」 シリーズの第2作目で、1999年に初代PlayStation向けに発売したタイトル。音楽CDを読み込むことでモンスターを 「再生」 し、そのモンスターを育成・対戦させるという初代『モンスターファーム』のゲームシステムを引き継ぎながら、画面の3D化やミニゲームの追加、登場モンスターが200種以上からシリーズ最多となる400種以上に増加するなど豊富な追加要素によってシリーズの中でも屈指の人気作だ。
今回発表されたNintendo Switch・iOS・Android版『モンスターファーム2』は、インターネットを介してゲーム内から専用のデータベースにアクセスする 「楽曲検索」 で 「モンスター再生」 を楽しめるほか、前作で育てたモンスターを2にコンバートする 「石盤再生」 も再現しているとのこと。つまり、Nintendo Switch・iOS・Android版『モンスターファーム』を持っていれば、愛着あるモンスターたちを『モンスターファーム2』に持ち込むことができるということになる(※ただしモンスターの種類によっては別の種族に生まれ変わる場合がある)。
また、移植をにともない原作からのパワーアップした点もあるとのこと。シリーズファンから『モンスターファーム2』への改善要望を募り、その一部がゲームに反映されている。たとえばほかのプレイヤーが育てたモンスターをインターネット経由でダウンロードして自分のモンスターと対戦させたり、Nintendo Switchの場合はJoy-Conをおすそわけして近くの友達とその場で対戦することが可能。
さらに前作ではバージョンアップ対応となった大会モードも最初から搭載。本格的な対戦も楽しめるという。