5月30日、JR東日本は同社公式サイトにて、モバイルSuicaアプリで障害が発生していると発表した。
障害の影響で、モバイルSuicaへのチャージや定期券・グリーン券の購入がしづらい状況が発生している。すでにチャージした残高や、購入した定期券等については利用することは可能だ。
JR東日本は ｢ご不便をおかけして大変申し訳ございません。｣ と謝罪したうえで、今回の障害についてモバイルSuicaシステム側の不具合は確認されていないとし、他社決済システムでの不具合の可能性も含めて確認するとしている。
モバイルSuicaへのチャージができない場合は、券売機を利用した現金チャージをするか、あるいは切符を購入して乗車する必要がある。
また、エラーが発生し、チャージやグリーン券の購入に失敗した場合には、カード利用速報メールや利用明細等にチャージの操作を試みた時点での記録が一時的に反映されることがあるものの、チャージ残高に反映されない限りこの金額が請求されることはなく、一定期間後に消去される仕組みになっているため、不必要にチャージが行われる心配がないと伝えている。
筆者も取材帰りに電車に乗るためチャージしようとした際に障害に遭遇。久しぶりに切符を購入した。本稿掲出時もまだ障害は解消できていない状態が続いている。障害に関する情報は、JR東日本のモバイルSuica公式サイトをチェックいただきたい。
(画像：JR東日本)