コナミデジタルエンタテインメントは、2025年8月28日に発売予定のリメイク作品『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』において、完全新規のオンライン対戦モード「FOX HUNT」を実装すると発表した。これは6月の情報番組「KONAMI PRESS START」で明かされたものだ。
「FOX HUNT」は、シリーズの根幹であるステルスアクション、特にカモフラージュ要素とサバイバル要素にフォーカスを当てた「かくれんぼ」オンライン対戦モード。プレイヤー同士が撃ち合う従来型のPvPではなく、「見つける」「隠れる」といった非対称的な駆け引きがゲームプレイの軸になるという。
モードディレクターの佐原優氏は「METAL GEARシリーズの世界観を継承しつつ、これまでにないオンライン体験を目指している」と語っており、具体的なルールやシステムについては今後の発表を待つ必要がある。
「Secret Theater Δ」が実装。コラボミニゲームも
今回の配信では、ファンに人気だった「シークレットシアター」が「Secret Theater Δ」として復活することも発表された。今回は収集アイテムとして実装され、オリジナル映像も収録される予定だ。元々の「シークレットシアター」はパロディ調のショートムービー集で、ユーモアとメタ要素が強く、シリーズの隠れた名物コンテンツとして知られていた。
また、プラットフォームごとのコラボミニゲームも明らかになっている。PlayStation 5およびPC（Steam）版には「サルゲッチュ」とのコラボによる「Snake vs. Monkey」が、Xbox Series X|S版には「ボンバーマン」とのコラボによる「Snake vs. Bomberman」が収録される。いずれもそれぞれの機種でしか遊べない限定コンテンツとなる見込みだ。
『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』は、2004年にPlayStation 2向けに発売された『METAL GEAR SOLID 3: SNAKE EATER』のリメイク版。Unreal Engine 5をベースにしたビジュアルの大幅向上と、操作性の現代的な最適化が図られており、シリーズファンはもちろん、新規ユーザーの参入も視野に入れている。
(画像：KONAMI)
