Metaは、新型MRヘッドセット 「Meta Quest 3S
本イベントは、今月15日に発売したMRヘッドセット 「Meta Quest 3S」 を実際に装着して体験できる期間限定のポップアップイベント。渋谷スクランブル交差点の目の前にある 「SHIBUYA TSUTAYA」 の1階で展開され、誰でも参加することが可能だ。
イベントでは「Meta Quest 3S」 の実際体験が可能。イベントは第1弾と第2弾に分かれており、第1弾では『バットマン:アーカム・シャドウ』『トライアングルストラテジー』『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』などの人気タイトルのデモをプレイすることが可能。また、ライブコンサートアプリ『AmazeVR Concerts』に今冬登場するTOMORROW X TOGETHERのVRコンサート 「HYPERFOCUS」 の一部を視聴することもできる。
開催期間は、それぞれ第1弾が10月23日〜11月1日まで、第2弾が12月10日〜12月21日まで。
本イベントの開催に先立ち、Meta Questに登場する4作品『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』『進撃の巨人 VR:Unbreakable』『トライアングルストラテジー』『バットマン:アーカム・シャドウ』にフォーカスを当てたトークイベント 「渋谷スキランブルフェス」 の生配信が10月22日に実施。
ゲーム好きとして知られるアルコ&ピースさんを総合司会に迎え、開発者やそれぞれの作品の大ファンである豪華ゲスト陣が作品への想いや実際の体験を通して感じたことなどを語ったほか、実際にゲームをプレイするライブデモも実施した。
機動戦士ガンダム:銀灰の幻影
まずは『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』のトークセッションが行われた。ステージには、歌手の中川翔子さんとバンダイナムコフィルムワークスの井上喜一郎さんが登壇。
『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』は、Meta Questで楽しむことができる長編インタラクティブ・シネマストーリー。舞台は宇宙世紀0096年、プレイヤーは連邦でもジオンでもない非公式の傭兵組織 「アージェント・キール」 に所属するパイロットとなり、これまでにない『機動戦士ガンダム』の世界を体験することができる。
『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』の主題歌 「ACROSS THE WORLD」 を歌った中川翔子さんは、初めてガンダムシンガーになれたことに対する喜びについて話した。
イベントでは中川翔子さんがMeta Quest 3Sを被り、実際に『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』をプレイ。眼前に等身大ガンダムが登場し、大興奮の様子だった。
『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』は10月4日に発売を迎えており、Meta Questストアで2,800円(税込)で購入可能だ。
進撃の巨人 VR: Unbreakable
次は『進撃の巨人 VR: Unbreakable』のトークセッションへ。ステージには声優の梶裕貴さんとUNIVRSの小路直哉さんが登壇した。
『進撃の巨人 VR: Unbreakable』は、大人気漫画 「進撃の巨人」 を題材としたVR専用立体機動ハンティングアクションゲーム 「進撃の巨人」 VRシリーズの最新作。プレイヤーは調査兵団の一員となり、立体機動装置を駆使して人類の存亡をかけた巨人との戦いに挑む。
本作をプレイした梶さんは、目の前の巨人の大きさやリアルさに圧倒されたと話す。「『進撃の巨人』にはかれこれ10年ほど関わってきていて、そのなかで普通の巨人はもう楽勝で倒せるイメージがあったんですけれど、自分がいざ巨人を目の前にしたらやっぱり怖いな、と感じました」 「VR空間でこの光景を見れるのであれば、声優もアフレコ時の演技が変わるのでは…!」 と話していた。
また、UNIVRSの小路直哉さんは、本作の開発においてはVR酔いを防ぐ仕組みを作るところからスタートしたこともあり大変だったと話す。しかし、アーリーアクセス版をリリースしたところ、週間ランキングで4週連続で1位を獲得するなど本当に大きな反響があったという。完全版となるフルリリース版については、ユーザーへのクリスマスプレゼントになるくらいの時期には提供できるのはないかとのことだった。
『進撃の巨人 VR: Unbreakable』は、現在キャンペーンモードの前半 (序章〜第2章) をプレイできるアーリーアクセス版がMeta Questストアで800円(税込)で配信中。
そして今冬には、キャンペーンモードの後半とマルチプレイモードを含む1.0ビルド (フルリリース版) が発売予定。価格は現時点では未定だが、アーリーアクセス版を購入したユーザーは無償アップデートが可能だ。
トライアングルストラテジー
次は『トライアングルストラテジー』。ホロライブ所属のVTuber 猫又おかゆさんとスクウェア・エニックスの徳地一平さんが登壇した。
『トライアングルストラテジー』は、2022年3月にNintendo Switch向けに発売した完全新作タクティクスRPG。3つの大国が争いを続けてきた戦乱の大地 「ノゼリア」 にて、主人公である名家ウォルホート家の嫡男 「セレノア」 は困難な決断を迫られることになる。HD-2Dの美しいグラフィックで描かれる重厚なストーリーや、往年のタクティクスを思わせる奥深いバトルが話題となった。
本作の魅力について、徳地さんは「プレイヤーの目の前に巨大スクリーンを表示させて、映画を観るような臨場感・没入感を表現したいと思って制作しました。原作の良さはそのままに、より臨場感あふれる新しい物語体験を楽しんでもらえたら」と紹介した。
バトルについては、「将棋盤やチェス盤が目の前にあって、対局をしているイメージにバトルステージを落とし込んだことで、駒を動かしてる感覚に近い表現ができた」 と徳地さん。
猫又さんは 「キャラクターに接近して、綺麗なドットを楽しみながら戦闘できてとても楽しかった」 「キャラクターを手に持てるのが面白い。ちっちゃいフィギュアを掴んでるような楽しさがあった」 と語った。
『トライアングルストラテジー』の発売日は11月1日。現在早期予約キャンペーンが実施中で、発売日当日の深夜1時59分まで13%オフの3,470円(税込)で購入可能だ。
バットマン:アーカム・シャドウ
最後のトークセッションは『バットマン:アーカム・シャドウ』。俳優の磯村勇斗さんとCamouflajのMatt Walkerさんが登壇した。
『バットマン:アーカム・シャドウ』は、『バットマン:アーカム・ビギンズ』と『バットマン:アーカム・アサイラム』の間のストーリーを描く 「アーカム」 シリーズの最新VRタイトル。プレイヤーはバットマンとして、新たな犯罪者ラットキングとそのカルト的信者による脅威に晒されるゴッサム・シティを奔走し、悪名高い犯罪者たちを打ち倒していく。
Mattさんは、開発にあたり操作性や動きをカッコよくリアルにすることにこだわったという。また、お馴染みのキャラクターたちも多数登場するとのことだった。
セッションの途中では、バットマンの大ファンであるという磯村さんが『バットマン:アーカム・シャドウ』を実際に体験。次々と現れる敵にパンチや飛び道具を繰り出しながら 「俺がバットマンだ!」 と大盛り上がりだった。激しいアクションに汗をかきながらも 「自分の思ったように操作できて、まるでバットマンになったような気持ちだった」 と笑顔で感想を述べた。
『バットマン:アーカム・シャドウ』は10月22日から配信が始まっており、価格は7,800円(税込)。ただし、現在 「Meta Quest 3」 「Meta Quest 3S」 を購入すると、期間限定で無料で手に入れることが可能だ。本特典は2025年4月30日まで適用される。