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Meta、VRヘッドセットに 「Metaアカウント」 導入。Facebookアカウントでのログイン不要に

現地時間7月7日、Metaは同社VRヘッドセットのログイン用アカウントについて、これまでのFacebookアカウントから新たにMetaアカウントに変更すると発表した。

変更は2022年8月からを予定しており、Metaのヘッドセットを利用するには今後 「Metaアカウント」 が必要になる。

「Metaアカウント」 は、MetaのVRにログインするための新たな手段として使用される。2022年8月以降にMetaのVRデバイスを使用する際には、MetaアカウントとMeta Horizonプロフィールを作成する必要があるとのことだ (以前にOculusアカウントをFacebookアカウントに統合したことがある場合も) 。

OculusアカウントでVRデバイスにログインしている場合については、2023年1月1日までログインしつづけることが可能だが、それ以降はやはりMetaアカウントとMeta Horizonプロフィールを作成する必要がある。

Meta Horizonプロフィールは、従来のOculusプロフィールの代わりとなるソーシャルプロフィール。自身固有のユーザーネームやほかユーザーに表示されるプロフィール名、プロフィール画像、アバターなどをカスタマイズすることが可能。Metaアカウントごとにひとつ作成でき、FacebookアカウントやInstagramアカウントをMetaアカウントと同一のアカウントセンターに追加することで、必要に応じてプロフィール情報を簡単に同期できる。

Metaアカウントでは、購入したアプリを1カ所で表示/管理することができる。すでにMetaのVRデバイスを利用している場合、Metaアカウント作成後に購入済みのアプリにアクセスできるようになるとのこと。すぐにインストール済みのゲームで遊ぶことができる。また、アプリのシェア機能をオンにすると、同じデバイス上の複数のMetaアカウント間でアプリをシェアできるという。

また、MetaアカウントをFacebookアカウントやInstagramアカウントと同一のアカウントセンターに追加登録することで、VRで一緒にゲームをプレイしてくれるInstagramのフォロワーを見つけたり、MessengerでFacebookの友達とチャットしたりと、Metaのサービス内でつながることが可能。

もちろん、FacebookやInstagramのアカウントを使用したくない場合は、これらのアカウントを使用せずMetaアカウントのみで使用することも可能だ。また、以前にOculusアカウントをFacebookアカウントと連携した場合は、Facebookアカウントを削除することも可能に。これによって、FacebookアカウントをVRデバイスから切り離すことができる。

Metaアカウントの作成には、利用者の名前やメールアドレス、電話番号、支払い情報、生年月日 (年齢認証のため) が登録が必要になる。Metaアカウントは13歳以上 (スペインと韓国は14歳以上) のユーザーが作成可能で、アカウントは複数個作ることが可能だ。

(画像:Meta)