メルカリは、メルペイの与信事業の強化に向けて、クレジットカード事業に参入すると発表した。事業開始は11月中を予定。詳細は11月8日に発表する。
メルカリは、グループの事業基盤をより強固にするため、2022年1月に経営体制の変更を行った。さらに、国内事業内の個社をMarketplace・Fintechの2つのドメインで、横軸の事業連携を強化するなど、シナジー創出や事業効率化を推進している。
そして、メルカリの100%子会社であるメルペイは、一般的な属性データに基づく与信ではなく、「メルカリ」 の利用実績等に基づく独自の与信を活用した後払い決済サービス 「メルペイスマート払い」 、さらには少額融資サービス 「メルペイスマートマネー」 を提供しており、利用者数が順調に拡大している。
こうしたメルペイ独自の与信事業の拡大のため、今回クレジットカード事業への参入を決めた。本クレジットカード事業展開を含めた今後のメルカリグループのFintech戦略については、11月8日に開催する 「メルカリ Fintech事業戦略発表会 2022」 にて説明するとのことだ。
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(画像:メルカリ)