セガの名を世界に知らしめた「メガドライブ」が近いうちに復刻か。
セガゲームスが、家庭用ゲーム機市場へ再参入する考えであることがわかった。産経ニュースが報じている。
セガの人気ゲームハード「メガドライブ」が復活か
産経ニュースによると、セガの松原健二社長が復刻版「メガドライブ」を日本で販売することを考えているという。すでに海外向けに販売が行われている公式復刻版「セガジェネシスフラッシュバック」(台湾で委託生産中)を日本に輸入し販売する。
「ジェネシス」は海外向けに販売されたメガドライブのこと。「セガジェネシスフラッシュバック」には80を超えるゲームソフトが内蔵されており、「ソニック」「ファンタシースター」「シャイニング・フォース」「モータルコンバット」などが含まれている。また、当時ジェネシス向けに販売されたカードリッジをそのまま挿してプレイすることもできる。
コントローラーは無線接続に対応しているが、有線ポートも備え付けられており、当時のコントローラーを接続してプレイすることもできる。
ただし、実際に日本で販売するかどうかの判断は「少し待ってほしい」とのこと。セガは、他社製ゲームハード向けに複数のソフトウェアを販売しておりゲーム機もその流通網を活用できると考えているようだ。しかし、ハードウェアとなると修理など保守部門が必要になるため、実際に販売するかどうかは慎重に判断する。旧作のHDリマスター化も、ひとつの選択肢としてあげている。
一昨年から昨年にかけて、任天堂がファミコン、スーパーファミコンを小型化し復刻販売したことから、旧ゲームハードに再び注目が集まっている。海外でもAtariが旧作ハードの復刻を発表、まもなく販売が開始される予定となっている。セガもうまくこの流れに乗れるかどうか、注目が集まる。
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