今秋リリース予定の次期macOSこと 「macOS Ventura」 では、iPhoneをMacのウェブカメラに利用できる機能 「連携カメラ」 が追加される。
利用するには 「macOS Ventura」 をインストールしたMacと、iPhone XR以降のiPhoneが必要だ。
本機能は前述のとおり、iPhoneをMacのウェブカメラとして利用する機能。Macにもウェブカメラが搭載されているモデルが多いが、あえてiPhoneを使用する理由は、iPhoneの内蔵カメラの性能が高いからだ。
Appleによれば、以前のWWDC18で発表したContinuity Cameraを利用し、同機能を実現しているとのこと。iPhoneの背面カメラで撮影した映像をMacに伝送することで、ウェブカメラとして使用する。
iPhoneとMacを同一のWi-Fiネットワークに接続し、あとはBluetoothを有効にしていれば、iPhoneをMacに近づけるだけでカメラの入力が自動的にiPhoneに切り替わる仕組み。ケーブルで有線接続する必要はなく、手軽にウェブカメラとして使用することが可能だ。
iPhone 11以降のiPhoneであればセンターフレームやポートレートモードが使用できる。また、iPhone 12以降であればスタジオ照明機能も利用できる。
また、超広角カメラを搭載したモデルであれば、ユーザーの顔と手元を同時に写す 「デスクビュー」 機能も利用できる。
本機能はZoom、Microsoft Teams、WebExに対応しているとのことでビデオ会議等で活躍の機会がありそうだ。また、手元配信など、YouTubeでの配信にも有効活用できそうだ。
なお、Macの上部にiPhoneをスタンドできる外部アクセサリがBelkinから今年後半に発売予定とのことだ。
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