先月22日に開催されたWWDC20の基調講演で発表された次期macOSの 「macOS Big Sur」 。今年後半にリリース予定の同OSには、ソフトウェアアップデートを高速化できる機能が実装されている。
アップデートプロセスの一部をバックグラウンドで実行してアップデート時間を短縮
Appleの発表によれば、「macOS Big Sur」 ではソフトウェアアップデートに必要な時間を短縮するため、iOSと同じアップデート手法を採用することが告知されている。
具体的にはアップデートの手順の一部をバックグラウンドで完了させることで、インストールにかける時間を短くするというもの。すでにiOS・iPadOSで実装されているものになるが、これをmacOSにも導入しようというわけだ。このアップデート時間を短縮することでユーザーエクスペリエンスをさらに高めることができるとみられる。
現行のmacOSはアップデートに時間がかかることで有名。OSのアップデートには重要なセキュリティアップデートが内包されていることが多いが、この時間のかかるOSアップデートのおかげで、大きな機能変更がない限り最新OSを導入することを躊躇ってしまうユーザーも中にはいるのではないだろうか。つまり、アップデートにかかる時間を短くすることでユーザーのセキュリティを向上させる効果があることになる。
この機能は 「macOS Big Sur」 から導入される予定。具体的にどれほど高速化されるかについては次回のベータ版(現在はmacOS Big Sur Beta 1が提供中)が配信されることで明らかになるだろう。
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