現地時間7月12日、Appleは 「macOS セキュリティ対応 13.4.1 (c)」 を一般ユーザー向けに配信開始した。重要なアップデートのため、すべてのユーザーに推奨されることが案内されている。
「macOS セキュリティ対応 13.4.1 (c)」 が配信開始
「macOS セキュリティ対応 13.4.1 (c)」 は、”Rapid Security Responses” という新しいタイプのソフトウェアリリース。
この “Rapid Security Responses” には、かならず 「(c)」 のように記号が含まれ、SafariやWebKitフレームワークスタック、その他の重要なシステムライブラリの改善など、ソフトウェアアップデートの間に重要なセキュリティ改善を提供するほか、悪用された可能性のある問題など一部のセキュリティ問題をより迅速に軽減するために使用される場合もある。
今回配信された 「macOS セキュリティ対応 13.4.1 (c)」 は、WebKitで細工が施されたWebサイトを閲覧した際に任意のコードが実行されてしまう脆弱性 (CVE-2023-37450) に対応するため、現地時間7月10日に配信された 「macOS セキュリティ対応 13.4.1 (a)」 の問題を修正したものとなる。「macOS セキュリティ対応 13.4.1 (a)」 は、一部Webサイトが正しく表示されない不具合が存在しており、配信を中止していた。
「macOS セキュリティ対応 13.4.1 (c)」 のリリースノートは以下。
この緊急セキュリティ対応には重要なセキュリティ修正が含まれ、すべてのユーザに推奨されます。
詳しくは次をご覧ください: https://support.apple.com/ja-jp/HT201224
「macOS セキュリティ対応 13.4.1 (c)」 がインストールできる端末は以下。
macOS Ventura サポート端末 | |
---|---|
MacBook | 2017年以降に発売したモデル |
MacBook Air | 2018年以降に発売したモデル |
MacBook Pro | 2017年以降に発売したモデル |
Mac mini | 2018年以降に発売したモデル |
iMac | 2017年以降に発売したモデル |
iMac Pro | 2017年に発売したモデル |
Mac Studio | 2022年以降に発売したモデル |
Mac Pro | 2019年以降に発売したモデル |
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(画像:Apple)