macOS 10.15、「Siriショートカット」 や 「スクリーンタイム」 が実装か

ここ連日、次期macOSに関するリーク情報が次々と明らかになっている。先日はiTunesの機能分割によって、ミュージックアプリやPodcastアプリが単体で提供されること、さらにはiPadとMacを繋ぐことで、iPadをサブディスプレイ化できるという話も出ている。

そして19日、次期macOSにはiOSではお馴染みとなった機能 「Siriショートカット」 や 「スクリーンタイム」 が実装される予定であることがわかった。9to5Macの記者Guilherme Rambo氏がmacOSの開発に携わる人物からの情報として伝えている。

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次期macOS、「Siriショートカット」 や 「スクリーンタイム」 が実装

Guilherme Rambo氏によると、次期macOSには 「Siriショートカット」 や 「スクリーンタイム」 が実装される予定だ。

まず 「Siriショートカット」 についてだが、これはiOS 12でiPhoneやiPadで利用できるようになった機能。App Storeで提供されている 「ショートカット」 アプリをダウンロードすることで利用できる。このアプリを使うことで、ユーザーの手でショートカットを作成、それをSiriで起動できるようになる。macOSでもiOSと同じことができるようになるとみられる。

macOSの 「Siriショートカット」 は、iOSアプリをmacOSでも動作できるようにするプロジェクト「Marzipan」 の一環として導入される可能性が高い。ただし、「Marzipan」 は数年かけて段階を踏むように実装されていくため、iOSで使えるすべての機能が最初から利用できるわけではないとみられる。あくまで、利用できるのはmacOSへの移行が完了したiOSアプリのみとなりそうで、現在のmacOSに提供されている純正アプリでショートカットを作成できるようになるのはまだ先になるかもしれない。

ちなみに、Macにはショートカットアプリのような純正アプリ 「Automator」 がすでに提供されている。様々なワークフローを自動化して簡単に作業を効率化できる便利なアプリだが、もしかすると、いずれAutomatorは 「Siriショートカット」 の登場で不要なものになるかもしれない。

また、Guilherme Rambo氏は次期macOSで 「スクリーンタイム」 が実装されることになるとも伝えている。スクリーンタイムは、こちらもiOS 12で実装された新機能のひとつ。アプリの使用時間を限定することが可能で、さらにアプリの使用頻度を可視化することで、自身がどれだけスマートフォンに時間を費やしているのかを把握することができるというものだ。

次期macOSでもこれらはフルで使用できるようになるとみられる。システム環境設定内に新しい項目が用意され、そこからスクリーンタイムを利用できるという。ちなみに、システム環境設定の表示にも変更が加えられるとのことだ。

次期macOSは今年6月に開催されるWWDC 2019で発表される見通しで、例年通りであれば今年9月に正式リリースされることが予想される。これまでの情報が正しければ、今年のmacOSは多数の機能が実装されることになるだろう。

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