10月16日、Appleは一般ユーザー向けに 「macOS Catalina 10.15 追加アップデート」 の配信を開始した。ビルドナンバーは19A602、アップデートは 「システム環境設定」 内にある 「ソフトウェアアップデート」 から可能だ。
「macOS Catalina 10.15 追加アップデート」 は、今月8日から配信が開始された 「macOS Catalina 10.15」 に存在していた不具合や不安定な部分を解消した実質的なマイナーアップデート版。具体的には、ディスクの空き領域が不足しているMacでのmacOS Catalinaのインストール時やApple Arcadeのゲームをオフラインでプレイしている際のGame Centerのデータ保存の信頼性が改善されているとのこと。
また、 一部のインストールで設定アシスタントが完了しない問題や複数のiCloudアカウントでログインしている場合にiCloud利用規約に同意できない問題なども解消されているという。
以下、リリースノート。
macOS Catalina追加アップデートでは、インストールと信頼性が改善されます。このアップデートをすべてのユーザに推奨します。
このアップデートの内容:
• ディスクの空き領域が不足しているMacでのmacOS Catalinaのインストールの信頼性を改善
• 一部のインストールで設定アシスタントが完了しない問題を修正
• 複数のiCloudアカウントでログインしている場合にiCloud利用規約に同意できない問題を解消
• Apple Arcadeのゲームをオフラインでプレイしている場合のGame Centerのデータ保存の信頼性を改善
このアップデートのセキュリティコンテンツについて詳しくは、こちらを参照してください: https://support.apple.com/kb/HT201222
「macOS Catalina 10.15」 は、これまでmacOSに搭載されてきた純正アプリ 「iTunes」 が廃止され、これまでiTunesが担ってきた役割が 「Music」 「TV」 「Podcast」 の3つのアプリに分割。さらに、iPadをMacのサブディスプレイとして利用できる 「Sidecar」 機能が新たに利用できるようになるなど複数の新機能が追加されているが、同時に不具合に関する報告も多く上がっているため、Appleはこれらの不具合の解消に追われているものと予想される。
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