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次期macOS、品質改善をメインとする小規模アップデートを予定 目玉機能はiOSとmacOSの両方で動作するユニバーサルアプリか

30日、Appleが開発している次期iOSの「iOS 12」は小規模アップデートになる可能性があることがわかった。Appleは、現行の「iOS 11」に存在する問題やパフォーマンスを改善するために、目玉となる新機能の導入を少なくし、ユーザーエクスペリエンスの向上を目指しているという。

Appleのソフトウェア・エンジニアリング担当のCraig Federighi氏が社内会議で、開発スタッフに伝達したと伝えられている。

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しかし、この会議で触れられていたのは次期iOSだけでなく、次期macOSについても議論が及んでいた模様。BloombergのMark Gurman氏によると、Appleは「macOS 10.14」も「iOS 12」と同様に大規模なアップデートを行わず、主にパフォーマンスの改善等の品質向上がメインで実施されるのではないか、とのこと。

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「macOS 10.14」も「iOS 12」と同様、品質の向上を優先へ

Appleは近年、iOSだけでなく、Macも大幅に仕様を変更してきた。もちろん、これらの変更は、よりMacが使いやすくなるための布石となるものばかりだったが、大幅な仕様変更にはどうしても予期しない不具合が発生するケースが多い。

前回のアップデート時もその例に漏れず、新ファイルシステム「APFS」を導入したところ、特定のアプリが正常に動作しなくなった。また、Macの管理者アカウントにパスワード不要でログインできてしまう問題など、多数の問題や不具合が指摘されてきた。

もちろん新機能の追加もとても重要だが、ユーザーからは何よりmacOSの安定性を求める声が上がっている。Appleもおそらく、自覚があったに違いない。

ただし、新機能もないわけではないようだ。Mark Gurman氏によれば、以前も噂に上がっていた通り、「iOS 12」と「macOS 10.14」で、iOSとmacOSの両方で動作するユニバーサルアプリ環境が整う可能性があるとのこと。iOSアプリをMacで起動できるようになるようになるかもしれない。

ちなみに、パフォーマンス改善に重きが置かれるのは、「iOS 12」と「macOS 10.14」のみで、他の「watchOS 5」や「tvOS 12」などはこれまで同様に、多数の新機能が導入されることが予想されている。

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