2015年に発売された新型12インチ「MacBook」は、Appleがそれまで推進してきた「Thunderbolt」端子を廃止し、全ての端子を「USB-C」端子に置き換えした。
現状、端末の充電に同端子を使う「MacBook」は、購入した時点で「USB-C充電ケーブル」が同梱物として付属してくるのだが、Appleは同ケーブルの一部に設計上の問題が存在し、故障の可能性があるとして「USB-C 充電ケーブル交換プログラム」の実施を発表した。
交換対象者には、新設計の「USB-C」充電ケーブルがAppleから無償で提供されるとのことだ。
「USB-C」ケーブルが交換対象かどうか確認する方法
「USB-C 充電ケーブル交換プログラム」は一部の「USB-C」ケーブルが対象で、もし該当するのであれば「MacBook」が充電できなくなる可能性があるので、早めの交換をお願いしたい。
自分が持っている「MacBook」の「USB-Cケーブル」が交換対象になっているかどうかを確認する方法は以下の通り。
交換対象となっている旧設計のケーブルには、ケーブル部分に「Designed by Apple in California. Assembled in China」のみの記載となっている。それに対し、新設計のケーブルにはこれらの後ろにシリアルナンバーが記載されているはずだ。
もしシリアルナンバーが書かれていないケーブルであった場合、「MacBook」の充電ができない可能性があるので、必ず交換対応をしてもらおう。
今回対象になっているのは、新型「MacBook」に同梱されているケーブルのほか、ケーブルのみを単体で購入した場合も含まれている。12インチ新型「MacBook」の製品登録時、またはApple公式サイトで購入した時点で有効住所が記載されているユーザーには、Appleから交換ケーブルが2016年2月までに送付されてくるとのこと。
上記以外のユーザー、もしくは手元に届かなかった場合は、自身で交換手続きを行う必要がある。自身で交換手続きを行う場合は、Genius Barや正規サービスプロバイダを通して手続きが可能だ。
「USB-C 充電ケーブル交換プログラム」の詳細はこちらから。
[ via Apple ]