現地時間1月24日、AppleはM2 Pro/M2 Maxを搭載した新型14インチ/16インチMacBook Proと、M2/M2 Proを搭載した新型Mac miniを米国で発売した。
国内では2月3日の発売が予定されているこれらの新型モデルだが、早くも入手した米国ユーザーから、SSDのパフォーマンスが前モデルよりも低下していることが報告されている。
SSDのパフォーマンス低下が報じられているのは、14インチMacBook ProとMac miniの一部モデル。
米Appleメディア9to5Macは、M2 Proを搭載した14インチMacBook Proの512GBモデルについて、前モデルよりも劇的に読み書き性能が低下していると報告した。
同メディアが公開したBlackmagic Disk Speed Testの結果は以下。前モデルよりもWRITE (書き込み速度) が約20%、READ (読み込み速度) が約40%低下していることが確認できる。
M1 Pro搭載モデル (512GB)
WRITE:3950.8MB/s
READ:4900.3MB/s
M2 Pro搭載モデル(512GB)
WRITE:3154.5MB/s
READ:2937.4MB/s
パフォーマンスが低下したのは、MacBook ProのSSDのNANDフラッシュメモリの数が減少していることが原因だ。以前発売したM2搭載MacBook Airでも同じ事象が起こっていることが確認されていた。
また、YouTubeチャンネルのBrandon Geekabitによると、新型Mac miniでも同様の変更が実施されているという。
M2搭載の256GBモデルでは、読み書き速度が1,500MB/s程度となっていて、従来モデルよりも約30〜50%パフォーマンスが低下していることが確認できたとのこと。
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(画像:Apple)