M2チップを搭載した新型MacBook Airの内部構造が明らかに。7月20日、ガジェットの分解に定評があるiFixitは、発売したばかりのM2 MacBook Airの分解動画をYouTubeにて公開した。
動画の冒頭では、恒例のX線画像が公開されている。画像をよく見ると、従来までキーボード左右に搭載されていたスピーカーが、キーボードとディスプレイの間に搭載されていることがハッキリとわかる。
上記は取り外されたロジックボード。Appleロゴが描かれた部品がM2チップで、M2チップの左側にある大きめの部品が256GB SSDだ。
他の海外ユーザーからも指摘されているとおり、256GBのSSDは1つのNANDフラッシュメモリのみで構成されているため、先代モデルよりも転送速度が遅くなっている。SSDの転送速度が遅くなったことについては、筆者も実機にて計測・確認済みだ (M2 MacBook Air レビュー) 。
右側にあるのがIntel製のドライバーに代わって搭載されたApple製Thundetbolt 3のドライバーで、M2チップ上部にあるのがWi-FiとBluetoothのためのUSIチップと加速度センサー。加速度センサーがMacに搭載された理由は現時点では不明だ。
また、バッテリー容量は52.6Whで、全部で3つのバッテリーセルによって構成されていることがわかっている。
iFixitの分解の様子は以下の動画から確認できる。M2 MacBook Airの内部構造について気になることがあるなら動画を確認していただきたい。
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