M1チップを搭載した新型MacBook AirとMacBook Pro、Mac miniは、Thunderbolt 3経由で複数のディスプレイに画面を出力できないことがわかった。
現地時間11日、CalDigitがM1チップを搭載したMacと同社のドッキングソリューション製品との互換性を発表。その中でM1チップを搭載したMacのディスプレイ拡張に関する仕様が明らかになっている。
M1チップ搭載MacはThunderboltポートから複数のディスプレイに画面を出力できず
CalDigitの販売するドッキングソリューション製品はすべてM1チップ搭載Macと互換性があり、MacBook Air/Pro本体の充電などに対応しているとのこと。
ただし画面出力に関して、M1チップを搭載したMacはThunderbolt 3ポートを利用したディスプレイの拡張は1台までしか対応していないことから、複数のディスプレイを使用したマルチディスプレイ環境は実現できないとしている。
たとえばMacBook AirやMacBook Proなら、本体ディスプレイと1台の拡張ディスプレイによるマルチモニター環境が最大となる。Mac miniに関してもThunderbolt 3ポート経由での拡張ディスプレイ出力は1台までにとどまるが、HDMIポートを利用することで最大で2台のディスプレイに画面を出力できることになる。
CalDigitによると、これはドッキングソリューション側の制限ではなく、M1チップを搭載したMac側の制限であるとのこと。複数の外部ディスプレイを使って作業したいユーザーは、この仕様に注意する必要がありそうだ。
関連記事
・【2020年最新比較】MacBook AirとMacBook Proの性能・違いを一挙比較。オススメはどのモデル?Apple Silicon搭載モデル網羅
・M1チップ搭載の新型MacBook Proが正式発表。スペック、仕様、価格、発売日などまとめ
・M1チップを搭載した新型MacBook Airが正式発表。スペック、仕様、価格、発売日などまとめ
▼ Apple公式サイトでMacBook製品をチェック
・MacBook Air
・MacBook Pro
▼ Macアクセサリ
・Magic Keyboard
・Magic Trackpad
・Magic Mouse
・その他
▶︎ 学生・教職員向けストア