『Lost Soul Aside』発売日を8月29日に延期。クオリティ向上のため開発期間を延長

中国・上海に拠点を置くUltizero Gamesは、現在開発中のアクションアドベンチャーゲーム『Lost Soul Aside』について、発売日を当初予定していた2025年5月30日から8月29日(金)へと延期すると発表した。対象プラットフォームはPlayStation 5(PS5)およびPC(Steam/Epic Games Store)。

この発表は、2025年4月30日にソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)およびUltizero Gamesから正式に行われたもので、開発チームによる「クオリティの向上」を目的とした判断とされる。

開発スタジオのCEO兼ディレクターであるYang Bing氏は、延期にあたって次のようにコメントした。

「『Lost Soul Aside』を発表して以来、世界中の方々から応援をいただき大変嬉しく思っております。Ultizero Gamesは常にクオリティの高いゲーム体験を目指しており、私たちが目標とする基準を満たした作品を皆さんにプレイしていただくために、もう少し開発にお時間をいただくことになりました」

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『FF15』や『デビルメイクライ』に影響を受けたスタイリッシュアクション

『Lost Soul Aside』は、SIEが中国のインディー開発者を支援する「China Hero Project」の一環として開発されているタイトルで、インディータイトルでありながら、AAA級のビジュアルとアクション性を併せ持つ野心作だ。

ジャンルは、シングルプレイ専用のスタイリッシュアクションアドベンチャーで、プレイヤーは青年「ケイサー」を操作し、別次元からの侵略者「ヴォイドラックス」に奪われた妹の魂を取り戻すため幻想的な世界を旅する。

ビジュアル面では『ファイナルファンタジーXV(FF15)』にインスパイアされたキャラクターデザインが特徴で、アクション部分では『ベヨネッタ』や『デビルメイクライ』などの影響を色濃く受けているとされる。

また、本作では、スタイリッシュなコンボアクションに加えて、キャラクターの育成要素も用意されている。経験値によるスキル強化や、装備のカスタマイズ機能など、プレイヤーごとに異なる戦い方を実現できる作りが特徴。巨大なボスとの対峙や、次元を超えたスケール感のあるストーリー展開にも注目が集まる。

新たな発売日は8月29日(金)。延期によって約3ヶ月の追加開発期間が設けられた形だが、その分、より完成度の高い作品に仕上がることが期待される。正式リリースに向けて、今後も続報に注目していきたい。

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(画像:ソニー・インタラクティブエンタテインメント)

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