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Logicool G G413 SE/TKL SE レビュー|シンプルに必要機能をしっかり搭載、リーズナブルな有線ゲーミングキーボード

今年8月、ロジクールのゲーミングブランド 「ロジクールG」 から、新型ゲーミングキーボード2種 「G413 SE ゲーミングキーボード」 「G413 TKL SE ゲーミングキーボード」 が発売した。

「G413 SE」 と 「G413 TKL SE」 は、アルミ・マグネシウム合金のトップケースに、白色LEDのバックライトと、ゲーマーに必要な機能を搭載したゲーミングキーボードだ。

本製品の発売にあわせて、ロジクールより 「G413 SE」 と 「G413 TKL SE」 をお借りし、1ヶ月ほど試しに使用することができた。当記事では、その時の感想をお伝えしたいと思う。

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有線ゲーミングキーボード 「G413 SE」 「G413 TKL SE」

「G413 SE」 と 「G413 TKL SE」 は、どちらもゲームに特化したメカニカルスイッチを採用した有線ゲーミングキーボード。シンプルながらユーザーがより高いレベルでパフォーマンスを発揮できるよう、必要な機能を組み込んだ製品となっている。

G413 SEはテンキーが搭載

「G413 SE」 はテンキーがついたフルサイズタイプ、「G413 TKL SE」 はテンキーレスタイプで、本体サイズはそれぞれ435mm x 127mm x 36.3mm、355mm x 127mm x 36.3mm、重量は780g、650gとなっている。カラーはどちらもブラックのみ。

テンキーレスは持ち運びも可能なサイズ、重量感になっている。またデスクのスペースが狭めの環境で使うなら、テンキーレスモデルのほうが便利に使えるだろう。

PCとはUSB Type-Aポートで接続する方式となっていて、安定した接続が可能。ちなみに、ケーブルの長さは約1.8m。

本体にはアルミニウム合金が使用されており、耐久性に優れる。また、キーキャップには優れた耐熱性と耐摩耗性を実現するPBT樹脂が採用されていて、キーキャップの劣化を防ぐ。

キー配列は日本語配列だが、各キーにひらがなの刻印がないため、US配列のようなシンプルなデザインに。ゲーミング用途で使う場合、ひらがなの刻印は不要なユーザーが多いため、この仕様はありがたいのではないだろうか。

各キーには白色LEDが組み込まれていて、PC接続時に光る仕様。ゲーミングキーボードというとさまざまなカラーや光り方が楽しめる製品もあるが、G413シリーズはLEDのカラーや光り方を変更することはできず、白色で点灯するのみとなっている。

キースイッチはタクタイルのメカニカルスイッチが使用されていて、しっかりと 「押している」 感が感じられる押し心地。アクチュエーションポイントは1.9mmで、押下圧は50g、キーストロークは4.0mmだ。

実際にゲームプレイで使ってみたところ、キー入力はとてもスムーズで、高速タイプが必要な局面でも快適に使用することができた。

また、タクタイルタイプのキースイッチを採用したキーボードは入力時の音が大きいことがあるが、G413シリーズは比較的静かな印象だ。

また、G413シリーズは同時に押したキーを6個まで認識する6キーロールオーバー機能や、同時入力時の誤入力を防ぐアンチゴースト機能に対応しており、複数のキーやゲームコマンドの同時入力時に正確な入力を実現する。

複雑なキー入力を必要とするゲームをプレイする人には嬉しい機能ではないだろう。

ちなみに、キーボードの高さが低すぎると感じたら、背面のスタンドを立てて調節することが可能。自身のプレイ環境や好みに合わせて調節していただければと思う。ちなみに筆者は、スタンドを立てて使うのが相性は良かった。

残念な点としては、G-HUBに対応していないこと。ゲームごとにプロファイルを作ったり、マクロを作成して特定のキー入力に割り当てるなどの機能は利用できなくなっている。

もしそういった機能が欲しい場合は、G-HUB対応の 「G813」 「G512」 「G213」 といったキーボードを購入いただければと思う。

「G413 SE」 「G413 TKL SE」 は、全国の家電量販店およびAmazon.co.jpなど各オンラインストアにて販売中だ。

価格はオープンで、ロジクールオンラインストアにおける販売価格は 「G413 SE」 が12,210円、「G413 TKL SE」 が10,890円 (いずれも税込) 。

G413シリーズは、機能をシンプルにしたことで、本格的なゲーミングキーボードであるにもかかわらず、かなりお求めやすい価格帯となっているのも注目ポイント。これから本格的にPCゲームを始めようと思っている人にはピッタリの製品なので、ぜひ購入してみてはどうだろうか。