ロジクール、ハイエンドマウス 「MX MASTER 3」 9月27日に国内発売 本日から予約受付開始

9月18日、株式会社ロジクールは都内でメディア向け新製品発表会を開催し、新型ワイヤレスマウス 「MX MASTER 3」 を日本国内で発売することを発表した。本製品は9月27日(金)に発売予定、本日よりAmazonなどで予約受付が開始されている。

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スクロールホイールが改善され、前モデルより快適にスクロール可能に

「MX MASTER 3」 は2017年に発売したLogitech (日本ではLogicool) のハイエンド型マウス 「MX Master 2S」 の後継機種。

何度も作り出された試作品の数々

「MX Master 2S」 の形状を引き継ぐため製品フォルムが大きく変わるわけではないが、実は先代モデルから細かい微調整が行われている。側面の親指用ホイールが少し大きくなっていたり、同ホイールと 「進む / 戻る」 スイッチが上下配置に変更されていたり。また、細かいが親指の置き場所についてもより握りやすくなるよう改善が施されている。

機能面についても大きな進化を遂げた。まずはスクロールの改善。

マウス上部のスクロールホイールは、先代モデルの機械的制御から電磁石を用いた新しい制御方式に変更されている。ロジクールがゼロから開発し直して生み出した独自開発の回転機構 「MagSpeed 電磁気スクロールホイール」 を搭載し、操作音の静音化やスムーズかつ高速な動き、思い通りの場所で回転が止まる精確さを実現した。従来製品に比べてスクロール精度は87%向上、前モデルの 「MX Master 2S」 に比べて90%高速化されている。

スクロールホイールの内部構造

同スクロールホイールには 「高速モード」 と 「ラチェットモード」 の2種類のモードが用意されており、一度の回転でスクロールできる量を調節できる。高速モードは1秒間に1,000行ものスクロールが可能、ラチェットモードは数行ごとのスクロールを可能とする。

スクロールモードを切り替えることで “感触” も変化する。高速モードは手応えのない高速フリースピン、ラチェットモードはカチカチとした手応えを持つスクロールが可能。ラチェットモードは表計算や細かい作業を必要とするとき、高速モードは長いドキュメントを読む際などに利用すると便利かもしれない。

スクロールホイールはステンレススチール仕様。ステンレススチールはアルミに比べて重量があるため、よりスムーズで快適なスクロールが可能だ。さらに質感もゴージャスになるため高級感も増している。

搭載されているボタン数は全部で7個。それぞれのボタンは専用アプリ 「Logicool Option」 で自由にマッピングすることが可能。搭載されているセンサーの解像度は最大4,000DPI。ガラスや光沢のある材質のテーブルでもマウスパッドなしで操作することが可能だ。

駆動は内蔵バッテリーで、一度のフル充電で最大70日間は使えるとのこと。充電はこれまでのMicroUSB端子からUSB-C端子に変更されている。クイックチャージにも対応しており、1分間の充電で3時間の利用が可能だ。

デバイスとの接続はBluetoothもしくは本製品付属のUnifying USBレシーバーを利用する。背面に用意されているEasy-Switchボタンを押すことで最大3台のデバイスをスムーズに切り替える 「Logicool Flow」 にも対応する。

「MX MASTER 3」 の価格は13,500円(参考価格)で、本日よりAmazonなどで予約受付が開始されている。発売は9月27日(金)になる予定だ。

Logicool取材
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