5月16日、株式会社ロジクールはゲーミングブランド 「ロジクールG」 から、eスポーツ向けワイヤレスマウス 「ロジクール G502 LIGHTSPEED ワイヤレス ゲーミングマウス(G502WL)」 を発売することを発表した。
価格はオープンで、予想実売価格は18,380円(税別)。発売は5月30日を予定、Amazonではすでに予約受付も開始されている。
G502が待望のワイヤレス化、機能はそのままでより使いやすく
「G502 LIGHTSPEED」 は、ロジクールの人気ゲーミングマウス 「502」 シリーズをベースに、ワイヤレス技術 「LIGHTSPEED」 を搭載し、ワイヤレス化を果たした製品。同社のハイエンド有線ゲーミングマウス 「G502 HERO ゲーミングマウス」 のデザインや高感度、高反応速度、高速追従性能を引き続きワイヤレスでも利用できるように。
「G502 LIGHTSPEED」 は単にワイヤレス化しただけでなく、ワイヤレス化にあたって本体の重さや内部構造など多岐にわたる進化を遂げている。
まずはマウス自体の重さ。「G502 LIGHTSPEED」 の本体重量は114g。バッテリーやワイヤレス用チップ、後述のPOWERPLAYモジュールなど新たに部品を搭載したにも関わらず、前モデルの 「G502 HERO」 に比べて軽量 (G502 HEROは121g) であることは驚きの一言。
しかも、それでいながらバッテリー持ちは最大48時間 (LED不使用時は最大60時間) と長時間駆動が可能。ワイヤレスマウスと聞くとバッテリー持ちを心配する方がいると思うのだが、G502 LIGHTSPEEDでそれを心配する必要はあまりないだろう。
Logicool ゲーミングマウスパッド 「POWERPLAY」
また、同製品はロジクールが販売しているワイヤレス充電対応ゲーミングマウスパッド 「POWERPLAY」 に対応。マウスの底に 「POWERCOREモジュール」 をはめ込んで 「POWERPLAY」 の上で使用することで、ゲームをプレイしながらもマウスをワイヤレス充電することができる。日々の充電が面倒と感じている方、急なバッテリー切れに悩まされたくない方にはかなりオススメだ。
ちなみに、「G502 LIGHTSPEED」 には6つのウェイト (おもり) が同梱されており、これを装着することで最大130gまで本体重量を増やすことができる。重量感のあるマウスを好む方にも対応できる。
ここからはより詳細なスペックに関する話をしていこう。
「G502 LIGHTSPEED」 には前述のワイヤレステクノロジー 「LIGHTSPEED」 を搭載しているため、高速で正確な操作が可能。特にワイヤレスマウスだと遅延が心配されがちだが、「LIGHTSPEED」 のおかげでワイヤレスマウスながら1msの高速レポートレートで、有線よりも早い反応速度を実現している。
さらに、最大解像度16,000DPIの 「HERO 16Kセンサー」 が搭載されており、細かい操作や素早い操作に対応。わずか1インチ(25.4mm)の操作に対して、16,000ドットのマウスカーソルの移動を対応させることができる。
トラッキング速度は最大400IPS、最大加速度は40G。これは前モデルの 「G502 HERO」 と同じで、ワイヤレスマウスでも素早い操作や精密な操作を必要とするプロ領域のゲームプレイにも対応できる。
「G502 LIGHTSPEED」 には合計11個のボタンが搭載。このボタンはユーザーの好みで自由にカスタマイズすることが可能。ボタン配置は 「G502 HERO」 と変わりないため、前モデルを使っていたユーザーも同じ感覚で操作することができる。製品リリース前なのでロジクールGソフトウェアがリリースされておらず、まだ各ボタンのカスタマイズ機能を利用することはできないが、発売時には同ソフトウェアはリリースされるだろう。
ちなみに、「ゲーマーは光るものが好き」ということで、「G502 LIGHTSPEED」 にはLIGHTSYNC技術が搭載されている。これはLEDイルミネーション機能で、実際のゲームプレイには関係ないがオタク心がくすぐられる仕様。1,680万色の中からカスタマイズが可能で、ゲームプレイに連動する形でLEDイルミネーションが点灯するようになっている。目でも楽しむことが可能だ。
502シリーズのファンであるケイン・コスギさんがゲストとして登場
今回の 「G502 LIGHTSPEED」 の発表会では、ゲストとしてLogicool Gのオフィシャルストリーマーであるケイン・コスギさんが登場。ケイン・コスギさんはG502シリーズのファンのひとりであるそうだが、今回の 「G502 LIGHTSPEED」 の性能を絶賛していた。
ケインさんは幼い頃に友達の家で 「ATARI」 ハードに触れてからゲームが大好きになり、スーパーファミコンやNEOGEO、Xboxなど様々なゲームをプレイしてきたという。
現在は 「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」 などのゲームをプレイしているというケインさんだが、ゲームに費やす時間は1日最低でも3時間。休みの人は8時間~9時間もの間ゲームをするなど筋金入りのゲーマーであることを話した。
ケインさんは3年前からPCゲームをプレイし始め、当初は 「G502 LIGHTSPEED」 の前のモデルである有線ゲーミングマウス 「G502」 を使用。「G502」 はフィット感があったことに加え、マウス自体の重量を好きに調節できたり、ボタンのカスタマイズが豊富なことから2~3年間ずっと愛用し続けていたようだ。
今回の 「G502 LIGHTSPEED」 の発表にあたり、事前に製品を試したケインさんは 「今までのG502にも不満はなかったが、やはりワイヤレスは最高。ゲームプレイ中にケーブルが引っかからなくて良い」 と大絶賛。ワイヤレスに移行しても遅延は全くなく、いつも通りゲームがプレイできたと話していた。
ちなみに、余談だがケインさんは様々なゲームを遊んだことがあり、FPSではコール・オブ・デューティーシリーズを遊ぶ機会が多かったとのこと。COD作品は、「モダン・ウォーフェア2」 からプレイし始め、「コール オブ デューティ ブラックオプス 4」 などの最新タイトルも遊んだと話し、やはりシリーズ全体の中でも人気の高いモダン・ウォーフェアシリーズが特にお気に入りのようだ。発表会の最後には、「Perfect Mouse!」 でカッコ良くポーズを決めてくれた。
「ロジクール G502 LIGHTSPEED ワイヤレス ゲーミングマウス(G502WL)」 は5月30日に発売予定。Amazonでは19,850円(税込)で販売予定。予約受付は本日から開始されている。