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リンクジャパン、次世代見守りサービス 「eMamo (イーマモ)」 7月から提供へ 福岡開催の展示会に出展中

株式会社リンクジャパンは、次世代見守りサービス 「eMamo (イーマモ)」 を2019年7月から提供開始することを発表した。高齢社会の問題をIoT技術で解決することを試みる。

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各種センサーを通じて高齢者の様子を通知する見守りシステム

「eMamo (イーマモ)」 は、ドアセンサーや人感センサーなど各種センサーを通じて、高齢者の様子を家族や各介護事業者、警備会社に通知する見守りシステム。

これまでの見守りサービスは、単一製品のセンサーなどによるものが多かったが、「eMamo (イーマモ)」 は多種多様なセンサーをひとつの見守りプラットフォームとして統合、トータルパッケージとして提供する。

【開発の背景】
当社代表・河千泰(かちやす)は、母親が介護サービスに携わっていることから、
現場の激務ぶり、激務ゆえの離職率の高さ、残った職員の労働環境の悪化による負担増という
悪循環をつぶさに目撃していました。
介護を天職と感じ、当初は元気であった母親もだんだんと疲弊し、
体調不良を訴えるようになっていったといいます。
そこで、河千泰は「この状況は日本中の介護現場の実情である」と強い問題意識を持ち、
現場の負担軽減し QOL を高め、ひいては介護福祉サービス全体の向上を目指すべく、
3年前に IoT とAI を駆使した次世代見守りサービス「eMamo(イーマモ)」を構想いたしました。

パッケージは全部で3種類。個人、介護施設事業者、在宅介護事業者など利用者に応じたものが各種用意される。

【提供形式】

eMamo Pro:介護施設事業者向け
eMamo Home:在宅介護事業者向け
eMamo Lite:個人向け

センサーは、心拍や呼吸、離床、温度、湿度、トイレ回数、転倒、体温、ドア開閉など多種多様な高精度センサーを使用し、音声記録サービスも付属する。各センサーは被介護者に応じたカスタマイズが可能で、さらにパーソナルデータの取得によって、異変の早期発見が可能だという。

さらに同サービスは事前研修が不要な直感的なUI設計になっているだけでなく、導入コストもひとりあたり月額1,000円~と導入ハードルも比較的低い。インターネットを導入していない施設にもインターネット設備を提供するなどの充実ぶりだ。

「eMamo (イーマモ)」 は2018年10月、福岡市が行うプロジェクト 「福岡100」 のひとつである 「ケアテック推進コンソーシアム」 事業に選出されており、2019年3月からは福岡市老人ホーム 「ハーベスト高宮」 にて実証実験が行われ、現場職員の業務軽減や精神的ストレスの軽減効果が認められ、正式導入に至るなどの実績もある。

本日7月3日から7月4日にかけて開催されている 「CareTEX 福岡 2019 特別専門展」 の 「第2回 見守りシステム福岡」 で 「eMamo (イーマモ)」 は展示されている。同見守りサービスを詳しく知りたい方はイベントに参加してみてはどうだろうか。ブースへの来場予約はこちらのページから。

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