2016年3月11日の夕方から夜にかけて、LINEに大規模な障害が発生し、一時的にメッセージなどのやり取りがしづらい状況に陥った。金曜日の夜ということもあり、待ち合わせなど多くの人に影響があったはずだ。
もはや通信インフラとして使われているLINEが使えなくなると、普段連絡先を交換していない人たちと連絡を取ることができずに困った人も多いと思う。では今回のような障害が発生した時はどうすればいいのか。
LINEの公式ブログによると、今回のような緊急時にはSNSの「Twitter」を活用することが望ましいと紹介している。
現状の把握や友人との連絡用アカウントを作成することが大事
LINEの公式ブログによると、今回の障害に限らず災害などの有事の際は「Twitter」を使用する方法を紹介している。Twitterを利用すれば、世界中の人は現状どうなっているのかを伝えているので、今どこで何が起きているのか判断することができるからだ。
今回の障害に関しても、原因は明かされていないが、LINEは18時12分に第1報の障害情報、その後18時59分に第2報、どちらもTwitterで発表している。
今回だけでなく、過去障害が発生した際はほぼTwitter上で情報を伝えていることから、Twitterの安定したサービスで状況を把握するのが一番いい方法であるようだ。
Twitterは全世界的にも安定したネットワークサービスを提供しており、新年のカウントダウンや「バルス祭り」でも耐えるサーバーを持っているサービスは世界中探してもかなり少ないだろう。
障害情報を確認することもでき、さらに友人と連絡を取ることができるTwitterを使うことは有事に備えるという意味ではかなり大事になるかもしれない。今回の障害を機に、友人と連絡を取る用のアカウントを作成しておくことをお勧めする。
[ via LINE公式ブログ ]