LINEを使って、公共料金や通販サイトの支払いが簡単に。さらに、LINEポイントを利用して、これらの料金の支払いが可能になる。
3月6日にLINEは、独自に提供している決済サービス「LINE Pay」で「LINE Pay 請求書支払い」のサービスを開始したことを発表した。
スマートフォンで公共料金の支払いが可能に
「LINE Pay 請求書支払い」サービスは、公共料金や通信販売などの請求書上に印刷されたバーコードを、スマートフォンで読み込むだけで支払いができるというもの。
これまで請求書の支払いには、対応店舗に請求書と現金を持参する必要があったが、「LINE Pay 請求書支払い」を利用することで、スマートフォンだけで支払いを行うことができるようになる。手元に現金を用意する必要がないため、とてもスマートな決済が可能だ。
まず、3月6日(火)から東京電力エナジーパートナー株式会社の請求書への対応を開始。その後、4月上旬から株式会社電算システム、5月以降はSMBCファイナンスサービス株式会社、三菱UFJファクター株式会社の請求書に対応する予定となっているとのこと。
「LINE Pay 請求書支払い」を利用する方法は、「LINE」アプリ内から「LINE Pay」の利用規約に同意してアカウントを開設。事前に銀行口座やコンビニなどで残高のチャージを行った後、手元の請求書上のバーコードを「LINE Pay」のコードリーダーで読み込むことで支払いが可能になるという。
■「LINE Pay 請求書支払い」の利用方法
1)スマートフォンの「LINE」内、「LINE Pay」から「請求書支払い」をタップ
2)案内を読んで次へ進むと、コードリーダーが立ち上がる
3)お手元の請求書のバーコードを読み取る
4)画面上に表示された請求内容を確認する
5)支払いを行う
6)パスワードを入力する
7)支払い終了(完了時点で、お手元の「LINE」アプリにメッセージが届きます)
また、今後は支払い時に「LINEポイント」を利用することも可能となる予定(一部企業を除く)。
「LINE Pay」は今回の発表で、「お金の流通で生じる時間や手間、手数料など様々な摩擦をゼロにし、人とお金・サービスの距離を近づけてまいります。将来のキャッシュレス・ウォレットレス社会を見据え、モバイルフィンテックの世界をリードする存在になることを目指します」とコメントしている。