
LGエレクトロニクス・ジャパンは、独自のスマートOS「webOS」を搭載した「LG Smart Monitor」シリーズの新製品として、21:9のウルトラワイド曲面モニター「34SR63QA-W」を2025年5月22日より順次発売する。
作業効率を高める21:9の曲面ディスプレイを搭載したウルトラワイド曲面モニターがLGから登場

「34SR63QA-W」は、3440×1440ドット (UWQHD) 解像度の34インチ曲面ディスプレイを搭載したウルトラワイド曲面モニター。
一般的な16:9モニターと比べて横幅が約33%広く、Excelや表計算ソフトでの横スクロールを減らすだけでなく、複数ウィンドウを横並びに展開してのマルチタスク作業を快適に行うことができる。
21:9のシネスコサイズは近年の映画比率(2.35:1)に近く、全画面表示時には左右に黒帯の出ない、没入感あふれる映像体験が可能だ。HDR10にも対応し、HDRコンテンツでは輝度とコントラストのダイナミックな表現も楽しめる。色域はsRGBを99%カバーしており、写真編集や映像制作など、色再現性を求められるクリエイター用途にも対応する。
曲率は1800Rで、ユーザーの視界を自然に包み込むよう設計されており、映像視聴時の没入感を高めるだけでなく、画面全体の視認性を高めて目の負担軽減にもつながっている。
本製品はwebOSを搭載したことにより、本製品単体でYouTube、Netflix、TVer、Prime Video、Disney+など600以上のVODアプリに対応。スマホやPCを接続することなく、映画やドラマ、ライブ配信、スポーツなどのコンテンツをリモコン操作で楽しむことができる。

本体にはUSB Type-Cポートを搭載し、映像出力・データ転送・最大90W給電をケーブル1本で完結できる。ノートPCとの接続ではACアダプタ不要でスマートなデスク環境を構築可能だ。さらに、Windows PCの対応機種では「Win+K」のショートカットでワイヤレスでの画面共有が可能で、ケーブルレスでの運用も可能だ。
本体には7W+7Wのステレオスピーカーを内蔵し、映画や音楽の再生時にも立体感のある音を実現。SpotifyやAmazon Musicなどの音楽配信サービスも本製品単体で再生できるほか、Bluetoothを介してスマートフォンやタブレットから高品質なサウンドを再生することも可能だ。
予想実売価格は77,000円(税込)前後、Amazonなどで予約受付が開始されている。
(画像:LG)