レノボ・ジャパンは12月6日、Lenovo新製品記者発表会を開催。レノボ初のハンドヘルドゲーミングPC 「Lenovo Legion Go」 の国内発売を発表した。
販売価格は134,800円(税込)前後を想定。発売は12月8日を予定している。
レノボ初のハンドヘルドゲーミングPC 「Lenovo Legion Go」 登場
「Lenovo Legion Go」 は、ディスプレイ+左右のゲームパッドで構成されたハンドヘルド型ゲームPC。本体サイズは、298 (W) ×131 (D) ×40.7 (H) mm、重量は約854g。
PCゲームのほか、XboxやAndroidのゲームプレイにも対応し、各ゲームに容易にアクセスできるランチャー機能やクイックセッティング機能などを備えたLegion Spaceにより、ストレスなくゲームを始めることができる。ちなみに、ハンドヘルドタイプのゲームPCを投入するのは、レノボとしてはじめて。
画面にはマルチタッチに対応した8.8型Lenovo PureSight Gamingディスプレイを採用。解像度はWQXGA (2560×1600) で、144Hzの高リフレッシュレートや97% DCI-P3に対応しており、美しくなめらかな映像表現を実現する。画面はかなり大きいため、携帯ゲームPCとはいえ高い没入感のなかPCゲームをプレイできる。
SoCには、8コア/16スレッドのAMD Ryzen Z1 Extremeを搭載。メモリには最新の7500MHz LPDDR5Xを16GB搭載。ストレージ容量は512GBで、microSDを追加挿入することでストレージ容量を増やすことが可能だ。
なお、独自の冷却技術Legion Coldfrontにより、高いパフォーマンスを維持しながら快適にゲームをプレイすることができる。試しに会場に置いてあった 「Lenovo Legion Go」 実機で『PAYDAY 3』を起動してみたところ、パフォーマンスモードにおいて安定して動作していたように感じられた。
ゲームパッドは自由に取り外しできる着脱式。人間工学に基づいたエルゴノミックデザインを採用しており、快適な握り心地を追求している。
左側ゲームパッドの背面には2つのボタンが搭載されており、ショートカットボタンとして設定したり、ゲームシーンにおいて特定の操作をあてがうことでユーザーの操作をサポートする。
右側ゲームパッドには小型のタッチパッドが搭載されており、ノートPCと同じようにマウスカーソルを動かせる。また、背面には小さなスクロールホイールと2つのボタンが内蔵されている。
また、付属のコントローラードックを取り付けてスティック型マウスのように操作できるユニークな 「FPSモード」 も用意されており、FPS視点のシューティングやフライトシミュレーション系のゲームもプレイすることが可能だ。
本体のバッテリー容量は49.2Whrで、最大7.9時間のゲームプレイが可能。急速充電にも対応する。本体上部および下部には、USB Type-C (USB4) がそれぞれ1基ずつ搭載されており、充電したり、各種アクセサリを接続することができる。
そのほか、本体にはLegion Goキャリングケースが同梱されており、持ち運び用のケースを別途購入する必要がなく便利。また、Xboxのサブスクリプションサービス 「Xbox Game Pass Ultimate (3ヶ月) 」 が付属しており、Xbox Game Passで配信中のラインナップを追加料金なしで楽しむことが可能だ。